本物の昆虫見本と、機械部品を融合させて、ロボットのような昆虫標本を作っているアーティストがいる。米メイン州に住むマイク・リビー氏は、昆虫標本とアンティーク時計などの部品を巧みに組み合わせ、機械仕掛けの昆虫を作り上げている。

マイク氏が機械仕掛けの昆虫標本を作るようになったきっかけは、カブトムシの亡骸(なきがら)との出会いからだ。ある日、死んだカブトムシを見つけたマイク氏は、あまりにも綺麗な亡骸をみて、機械で出来ているように見えた。そこで実際に機械部品で飾ってみようと思い、古い時計の部品をカブトムシに装飾した。これが見事にマッチして良く馴染んだ。

以来、昆虫標本に機械装飾を施すようになったという。昆虫標本は世界中から取り寄せており、状態の良いものをアフリカ、中国、パプアニューギニア、ブラジルなどから仕入れる。機械部品はアンティーク時計の部品を多く用いるが、中にはミシンやタイプライターの部品を使うこともあるという。

扱っている昆虫は、カブトムシ、クワガタ、テントウムシ、カミキリなどの甲虫(外骨格の虫)が最も多い。その他にクモ、蝶、トンボ、カマキリなども扱っている。作品はインターネットで販売しており、安価なものは400ドル(約36,000円)、高いもので2400ドル(約216,000円)になる。販売は電話とメールで受け付けているとのことだ。

■参考リンク
INSECT LAB