訪米中の22日(現地時間)、Twitterの公式アカウントを取得したことで注目されているチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世。そのダライ・ラマ14世へのエールを、中国のTwitterアカウントで綴った人物がいる。この人物によると、「ガンバレガンバレ ダライ・ラマ」とつぶやいたら、1分で発言が削除されたそうだ。

この発言をしている『まるやま』氏は、以下の内容を投稿している。
「中国人民版twitterのアカウント取って「加油加油达赖喇嘛(ガンバレガンバレ ダライ・ラマ」って書いたら1分もたたずに消された。中国すげえ。」

まるやま氏が『中国人民版twitter』と称しているのは、人民日報社の運営する『人民微博』というミニブログである。2月1日にベータ版が公開されたばかりで、twitter同様につぶやきを投稿出来るものだ。まるやま氏は人民微博のアカウントを取得した後に、ダライ・ラマ14世へのエールを書き込んだ模様。上記の発言は22日に投稿されている。

中国のネット検閲(Wikipedia)の厳しさは、世界でもトップクラスで、世界中のいかなる国よりも大規模かつ高度であるという。ブログやポータルサイト、チャットルーム、メッセージサービスなどに批判的なコメントが現れると、通常数分以内で削除される。下記に該当する内容は、検閲を受けており、閲覧を制限されているサイトも多数存在する。

・非合法化されたサイト
・警察官の残虐な行為に関するニュースソース
・台湾関連の政府、メディア、組織関連のウェブサイトもしくは宗教的サイト
・わいせつ、ポルノ、反道徳的なウェブサイト
・ダライ・ラマに関係する、もしくはチベット独立運動関連のウェブサイト

恐らくまるやま氏の発言は、これに該当したものだろう。中国本土で閲覧を制限されているサイトにアクセスしたり、反体制的な発言を行うと、軽犯罪で起訴されたり、場合によっては投獄されることもあるという。国によってインターネットの利用・閲覧のルールは様々であるとはいえ、いつまでこのネット閲覧制限は続くのか・・・。Googleの中国問題もしかり今後の中国の対応に注目が集まっている。