インドの刑務所がエイズ拡散の原因になっているという指摘が相次ぐなか、服役者らの“セックス面会”を許可する法案が検討されようとしている。

15日、現地メディアが伝えたところによると、ボンベイ高等裁判所はエイズの感染拡大を防止する目的で、服役者らが定期的に夫婦関係を結べるような法案をマハラシュトラ州政府に検討するよう求めた。

同裁判所は「刑務所内における同性同士の不自然なセックスがエイズ陽性患者を増加させている」とし、2~3年以上の長期服役者が妻とプライベートな空間で会うことができるような法案を検討するよう指示した。

“セックス面会”が必要であるという意見の提唱者、Anand Grover氏は「刑務所内で確かにセックスは存在している。だが、それを分かりながらも知らないふりをしてきた」と話し、「服役者のセックスが認められている国はヨーロッパやアジアにもある」とその必要性を訴えた。

これに対してMajumdar裁判官は、「服役者にもセックスが必要なときがある」として、「服役者とその妻に1カ月に1~2回程度セックスができるようにプライベートな空間を提供できるかどうか検討すべきだ」とGrover氏の考えを認めた。

また、同裁判所は刑務所内にエイズ検査ができる医療施設と医療スタッフを配置することを併せて指示した。