
今月23日付けのイギリスDailyGuardianは、プレイボーイ誌の記事を引用し、CIAの6年前の失態を報じた。9.11テロ以降アルカイダの潜伏スパイに向けて暗号放送を流していると考えられていたカタールの衛生局『アルジャジーラ』。その暗号放送を解読するソフトを開発したという男に、CIAは騙されていたというのだ。デニス・モンゴメリー(56)は、当時アメリカ全土に潜伏していると考えられていたアルカイダのスパイに向けて流される放送を解読して、テロの予想地点を緯度・経度まで知ることが出来るとし、CIAに接触していたという。
モンゴメリーの開発ソフトは、03年当時のCIAやホワイトハウスを揺るがした。対テロ当局は9.11に匹敵する大規模攻撃があると予測しており、その開発ソフトに大きく期待を寄せた。
当時のアルジャジーラはイラク戦争の報道で、一方的にイラクを擁護する情報を流していた。そのため、テロに対する秘密指令が流れることを誰も疑わなかったというのだ。モンゴメリーが危険性を指摘したために、当時のイギリス・フランスのアメリカ行きの航空便が運行中止になるほどの事態になった。
しかし、実際は何も起きなかった。そして、モンゴメリーは開発ソフトを全くCIAに公開せず、開発料を1億ドル(約91億円)も要求したという。さらに、後に疑問と考えられたのは、なぜ秘密指令を公の電波で流す必要があるかということだった。
モンゴメリーの実態を調べてみると、実は詐欺の常習犯で、100万ドル(約9100万円)の小切手を不渡りにして逮捕された前科があったという。
世界一と呼ぶに相応しい情報機関のCIA。まさか詐欺に騙されたとは、非常に恥ずかしい話である。今までその失態が恥ずかし過ぎるあまりに秘密になっていたとか。その秘密さえも、明るみになってしまった。ナンとも情けない話だ。
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カタールの衛生局『アルジャジーラ』って、精神衛生でもどうかしましたか?
秘密指令を公の電波で流す必要性というか理由のひとつはテレビやラジオなら所持していても怪しまれないからです。
暗号専用の受信機なんか持っていれば、何かの拍子に検問があったときに(日本なら飲酒検問とか)言い逃れができません。発信する電波にしても傍受される危険性があります。
その点通常の放送に暗号を混ぜていれば不自然さは解消されます。日本でも平壌放送での選曲順が日本国内に潜んでいる工作員への暗号になっていると言う指摘があります(以前は数字を読み上げていた)。