Galileo

100年以上もの間、行方知れずだったイタリアの有名な天文学者ガリレオ・ガリレイの親指と中指、そして歯が発見された。イタリアにあるフィレンツェ科学史博物館の発表を受け、21日テレグラフ紙などが報じた。

同博物館の館長であるPaolo Galluzzi氏によると、1642年にガリレオ・ガリレイが没して以降、遺体は保管所に安置されていたが、1737年にサンタクローチェ教会の“ガリレオ墓”に移動することになった。その際に、熱心な崇拝者により遺体から3本の指と歯、背骨が持ち去られたという。

その内、1本の指はすぐに見つかったため遺体に戻され、今は同博物館に展示されている。また背骨は、彼が教壇に立ったパドヴァ大学に保管されている。

だが右手の親指と中指、歯は熱心なファンの1人であったイタリアの侯爵家で代々受け継がれていたため、どこにあるのか手掛かりがまったく掴めなかった。その後1905年に、当時の当主が何の遺骨なのか不明だとして売りに出し、違う所有者の手へと渡った。

そして最近、オークションに出されて個人の収集家が落札。その収集家がGalluzzi氏や他の文化機関に連絡をとり、歴史的文書や長らく所有していた一家に確認を取るなどの調査が行われた結果、ガリレオの遺骨だと判断された。

今回発見された指と歯は来春から同博物館で一般公開されるそうだ。

■参考リンク
Galileo’s missing fingers found