200911220001

イヌが人を助けるという話はよく聞きますが、今回ご紹介するのは長きに渡って人々の命を救ってきた英雄的なネコのお話です。しかし、最後には悲しい結末が待っています。もしあなたが動物が悲しい目に遭う話を聞きたくないのであれば、これ以上読み進めることはおすすめしません。

このネコは、エジプトとイスラエルのほぼ中間地点に位置するNAKAB(ナカブ)刑務所内に棲み付いているネコで、囚人達や刑務官達もネコの存在をとてもよく知っていました。このネコはとても人になついており、特に囚人達に可愛がられていたのです。

そして、いつしかネコは自主的に囚人達を助けるようになりました。囚人がネコに手紙やパンなどをくくりつけると、ネコは移動して目的の囚人へとそれを届けるのです。つまり、郵便配達や食料補給などを刑務所内でネコが行っていたわけですね。

ネコは空腹の囚人にパンを届けたり、内密に伝えたい事を囚人から囚人へと伝えたり、とにかく大活躍。囚人の間では、このネコは英雄的な存在となっていたのでしょう。しかし、そのようなネコの仕事が続いて6ヶ月目のある日、ついに刑務官によって物を運んでいる事がばれてしまいました。

このネコは命こそ奪われませんでしたが、刑務所内の独房に閉じ込められることになってしまったのです。刑期はどれくらいかわかりませんが、処刑されない限り独房から出られない可能性もあります(逃がせばまた物を運びだす可能性があるため)。

動物愛護団体からはまだ反発などはないようですが、このような場合、人が作りし法は動物をどのように裁くのでしょうか? 囚人とはいえ人のために尽くしたネコです。このネコには罪がない! と思う人もいるかと思います。皆さんはどうお考えになりますか? この事は英字ニュースサイト『Political Theatrics』で詳しく伝えられています。

Capture: Political Theatrics