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「お前達も泥に浸からないか?」と、通行人たちや観光客にすすめてくる人物がインドの聖地ベナレス(バラナシ)にいる。聖地ベナレスといえば、あの有名なガンジス川がある地域であり、ガンジス川は住民達にとってなくてはならない生活の場となっている。それもそのはず、ガンジス川は洗濯、沐浴、排泄、葬儀、洗浄、すべてを行う場所であり、住民達のライフラインなのだ。

ニュースサイト『アナノーヴァ』によると、そんなガンジス川のほとりに、泥だらけの地帯があるという。その付近に住んでいる男性のAvinash Tripathiさんは、自分には他人を治癒する力があると自負。泥に入る事によりあらゆる病気を治し、他人の病気すら自分と泥のパワーで治癒してしまうというから驚きだ。

彼が言うには、彼と一緒に泥地帯に入り、ニュルンニュルン! ズップズップ! と泥の中でもがいたり、転がりまわれば自然と病気が治癒するのだという。ちょっと信じがたい話だが、その話を信じて一緒に泥に入り、ヌップヌップと泥の中で動き回る人が続出しているという。

旅行ガイドブック『ロンリープラネット』の調べによると、ガンジス川には病気になってもおかしくないほどの大腸菌が浮遊しているという。もちろん泥にも細菌がいるだろうから、それを考えると躊躇してしまうのは確かだ。だが、信仰心が強い人々にとって、その泥は神にも匹敵する奇跡の泥なのだろう。