脱走と聞くと、多くの人が「それはいけないこと!」と思うだろう。本来いるべき場所から逃げだそうとしているのだから、あまり良いこととは言えない。しかしこの赤ちゃんパンダの脱走は、きっと誰もが応援したくなってしまうはず。

「脱走を諦めない赤ちゃんパンダ」というタイトルでアップされたこの動画には、それはもう必死に逃げ出そうとするパンダの赤ちゃんが映し出されており、その愛らしさは「反則」と言いたくなってしまうほど。あまりの可愛らしい姿に多くの人が心癒されている。

赤ちゃんパンダはその短い手と脚で一生懸命に柵を登り、あと一歩というところで、いつも飼育員に見つかってしまう。しかしそれでも、脱走をあきらめない。外の世界の自由を味わうため、何度も何度も柵を乗り越えようと試みる。

そして最大のチャンスがついにやって来た。飼育員が部屋を出たのだ! 「誰も脱出を邪魔する者はいない。よし、今だ!」と焦り気味の赤ちゃんパンダは、すぐさま柵を登り始める。だが焦っているせいか、脚が上手く柵にかからない。と、ここで飼育員が戻ってきて、脱出しゅうりょーう!

これだけ元気だったら、きっと将来大物パンダになってくれることだろう。だがその時の脱走は、なぜか応援したくない。

(文=田代大一朗

参照元:YouTube/TheAcbbb

▼こちらがその動画