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南国に行ってロマンチックな熱帯夜を体験したい! そんな人にピッタリなのが、マレーシアのペナン島だ。マレーシアは日本との直行便があるだけでなく、首都・クアラルンプールから近い地域にいくつものリゾート島が点在している。特に日本人に人気があるのはペナン島とランカウイ島で、退屈せずに街の雰囲気もワイワイ楽しみたいという人には、ペナン島がオススメ!

ペナン島といえば、ビーチリゾート! そう考える人もいるだろう。しかし、ビーチリゾートを満喫したいのであれば、ペナン島よりランカウイ島やタイのパンガン島、タオ島、ピーピー島などをオススメする。ペナン島は確かにビーチはあるものの、どちらかといえばマリンスポーツを楽しむためのビーチであり、泳ぐ観光客はかなり少ない。では何が楽しいのか? ペナン島は中国とインド、そしてイスラムの文化が融合した島であり、その町並みや人々、そして料理とエンターテインメントを楽しむ島なのだ。

では、ペナン島で特に注目したいポイントをいくつか紹介していこう。とても狭い島なので、どこに行くにも50~60分ほどでたどり着くことが可能だ。タクシーもいいが、レンタルバイクや自動車で移動するのもオススメする。

<ペナン島の熱いスポットはココ>

・コムタタワー(Komtar)

ペナン島の中心地・ジョージタウンにほどちかい場所にある60階建ての商業オフィスビルディングだ。隣接された巨大ショッピングセンターもあわせると、ペナン島でいちばん大きなショッピングモールとなる。飲食店、ファッション、旅行代理店、ゲームセンター、違法コピーゲームショップ、違法コピー映画DVD店、マッサージ屋、偽ブランドバッグ屋など、まるで闇鍋のように店がひしめきあっている。しかし、人気があるのは隣接されたショッピングモールであり、コムタタワー側は閑古鳥が鳴いている。テナントの7割はシャッターを閉めていて営業しておらず、休憩広場はなぜか年配者のたまり場となっている。「脱力感を感じる」「パワーを吸い取られる」という旅行者もいるが、一度はその雰囲気を体験してみるといい。ちなみに、バスや飛行機のチケットはコムタタワーの麓(ふもと)にある旅行代理店で購入するといい。何軒もあるので、安くて信頼できそうな店を探そう。60階にあるコムタタワーの展望台に入ることも可能だ。展望台の入り口はなぜか真っ暗で閉店しているように思えるだろうが、ちゃんと営業しているので勇気をだして暗闇に入っていってみよう。予断だが、旅行者から“邪悪なマリオ”と称される怪しいマレーシア人が出没するという噂もある。

・バナナハウス(Banana House)

『バナナハウス』は、バナナのことばかり考えているバナナ大好きイスラムギャルがバナナを売っている隠れ家的バナナ屋だ。生のバナナはもちろん、バナナフリッター(揚げバナナ)やバナナアイスも売っている。特にバナナフライは絶品で、目の前でバナナをカラッと揚げてくれる。バナナ特有のうまみだけを残し、油っぽくなくクセがないのがこの店の特徴だ。ペナン島のバトゥ・ウェリンギ地区にあり、『グランド・プラザ・パークロイヤル・ペナンホテル』とモスクとの間にバラック屋根で建っている。道沿いにあり、バナナばっかり店に置いてあるのでわかりやすいはずだ。バナナフリッターを食べてから生バナナで口直しをし、バナナアイスを食べ、そしてお土産に生バナナを買っていくといい。ここのバナナは本当になめらかで美味しいのだ。

・マクドナルド(Mc Donald’s)

ペナン島でいちばん美味しい中華屋台街といえばガーニードライブ広場(プラウティクス地区)だが、その隣にある『マクドナルド』も非常に美味しい。メガマックセットLサイズは13リンギット(約390円)で、凄まじいウマさなのだ。なぜなら、マレーシアのメガマックは味を二度楽しめるからだ。最初はソースやケチッャプ類が入っておらず、シンプルな肉の味だけを楽しむ。そこに無料オプションでついてくるケチャップやチリソースを加えて食べる。屋台でもレストランでも、とにかくハズレは食べたくないと括弧たる考えをもっているのであれば『マクドナルド』を強くオススメしたい。

・セブンイレブン(7/11)

ペナン島は非常に湿度が高く、雨が降るとさらに暑苦しさが増す。そんなときに助かるのが『セブンイレブン』だ。タイの同店ほど冷房は強くないが、それでもすさまじい湿度と熱気からは逃れることができる。ただし、何も買わないのは失礼なので、なんでもいいので店を出る前にガムやチョコレートなどを購入しよう。もし飲み物に興味があるのであれば、ルートビア『A&W』を購入して飲んでみよう。これはビールなのだが、サロンパスの味がする。飲めばサロンパスのごとくスースーするので、体感的には涼しさが増すはずだ。ちなみに、サロンパスは食べ物ではないので絶対に食べないでほしい(ビールに入れるものでもない)。また、アイスクリーム味のファンタもオススメだ。見た目は無色透明でサイダーなのだが、飲めばバニラアイスの風味が口の中に広まる。


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ペナン島は、タイの国境にも近いところに位置している。よって、客船でランカウイ島を経由し、タイのサトゥーン(Satun)の港町に行くことも可能。そこからプーケットやサムイ島、パンガン島、タオ島などにも行くことができる。鉄道であれば、ペナン島の対岸にあるバタワース駅からタイの首都・バンコクまで、乗り換えなしで直通で行くことができる(しかも国際列車にしては格安である)。

途中下車をすれば、スラーターニー駅に近いサムイ島、パンガン島などの島々はもちろん、ビーチリゾートのホアヒンや、日本軍が一時期占領していた猿がいっぱいいる町・プラチュアップキーリーカーンにも行ける。また、スラーターニーから行けるのは島だけではない。ミャンマーに1日だけビザなしで入国することが許されているタイの町・ラノーンに行くこともでき、なんとそこには温泉もある(現在もミャンマーに入国できるか確認が必要)。もしパンガン島やサムイ島にいきたい場合は、パンガン島特集記事も参考にするといい。

ここに、ペナン島から各方面へ行くための鉄道時刻表と運賃を明記していく。2008年6月現在のものだが、本年度は時刻が変わることはないだろう(とはいえ要確認)。運賃に関して明記されていないものは近日変動する可能性のあるもの。価格はどれも、日本人の金銭感覚からすれば決して高額ではない。だが実際に駅で確認しよう。

<ペナン島と付近の鉄道時刻表>

・ペナン島とシンガポールの列車
  • ペナン島(バタワース)7:00発→ シンガポール 15:00着
  • シンガポール 7:40発→ ペナン島(バタワース)21:35着
・トゥンパとシンガポールの列車
  • トゥンパ 6:00発→ シンガポール 23:15着
  • トゥンパ 20:15発→ シンガポール 翌日 10:55着
  • トゥンパ 21:50発→ シンガポール 翌日 13:35着
  • シンガポール 5:35発→ トゥンパ 20:55着
  • シンガポール 18:00発→ トゥンパ 翌日 8:25着
  • シンガポール 19:10発→ トゥンパ 翌日 14:35着
・クアラルンプール(KL)とシンガポールの列車
  • KL 8:15発→ シンガポール 15:00着
  • KL 21:10発→ シンガポール 翌日 8:15着
  • シンガポール 15:30発→ KL 22:05着
  • シンガポール 21:00発→ KL 翌日 6:00着
・クアラルンプール(KL)とパダンブザールの列車
  • KL 20:45発→ パダンブザール 翌日 9:40着
  • パダンブザール 16:45発→ KL 翌日 6:10着

<ペナン島からタイへの鉄道時刻表>

・バンコク行き 国際特急寝台列車
  • ペナン島(バタワース)始点 14:20発
  • ↓ハジャイ 19:10着 / 81.90リンギット(約2457円)
  • ↓トゥンソン 21:00着 / 89.90リンギット(約2697円)
  • ↓スラーターニー 翌日 / 1:15着 92.90リンギット(約2787円)
  • ↓チュポーン 2:00着 / 97.90リンギット(約2937円)
  • ↓ホアヒン 7:30着 / 105.90リンギット(約3177円)
  • バンコク終点 11:50着 / 111.90リンギット(約3357円)

(※)上記料金は寝台ベッドが下段の場合の価格であり、上段の場合は約8~10リンギット(約240~300円)ほど安くなる。また、4~12歳の子どもは上記価格より約6~22リンギット(約18~660円)の割引になり、長距離ほど割引率が高くなる。

鉄道のチケットを個人がペナン島で購入するのは難しい。鉄道チケットを代行手続きしてくれる旅行代理店も少ない。個人でも購入はとても簡単なので、ペナン島からフェリーで15分の対岸にあるパタワース駅の窓口で購入しよう。バンコク行きやシンガポール行きの国際列車などの人気路線は早くに売り切れになることがあるので、もし行き先が決まっているのであれば、ペナン島に入る前に駅で購入しておいてもいいだろう。

また、バンコクとペナン島(バタワース)を結ぶ寝台列車の車両だが、タイが1両、マレーシアが1両の、計2両で走っている(ほかの車両は座席のみの車両で3~4両ほど連結されている)。その寝台車両の2両のうち、マレーシアが提供している車両のほうが快適に眠ることができる。ベッドがやや広いだけでなく、エアコンもしっかり効いているのだ(しかもコンセントもある!)。タイの車両はエアコンはあるのだが効きが弱く、車両自体が老朽化していてベッドも狭い。マレーシアが提供している寝台車両に乗りたい場合は、チケット窓口のスタッフにダメもとで頼んでみる価値はある。どちらに乗ったとしても価格は同じなのだから。