今もなお多くの人に愛されてやまない『機動戦士ガンダム』。その人気は日本だけでなく、海外でも非常に高く、Gundamの名は世界中に知れ渡っている。

そして今回、そのガンダムファンの一人がとんでもないものを作ってしまった。約2メートルのガンダムMk-IIである。それも紙だけで!

グラフィックデザイナーでもありクリエイティブ・ディレクターでもあるTaras Leskoさんは、2008年にもペーパークラフトのフリーダムガンダムを作っていたのだが、その時のガンダムの大きさは約1.2メートル。その時、彼は誓った。これより大きくて、さらに素晴らしいガンダムを作ってみせると。

そして、今回の巨大ガンダム制作に至ったわけである。今回彼が完成させた紙ガンダムの重さは4.5キログラムで、720枚のシートで1250個のパーツを作り上げたという。また総制作時間は約350時間にも至っており、彼のガンダムに対する並々ならぬ愛がひしひしと伝わってくる。

見る人を圧倒するほどの美しいガンダムを作り出したTaras Leskoさん。彼は次に、さらに大きなガンダムを作るつもりなのだろうか? 気になるところである。

(文=田代大一朗

参照元:Vimeo/taraslesko

▼制作過程を映した映像。ぜひ右下のボタンで大画面にしてご覧下さい。

“7FT Gundam” – Ultimate Papercraft from Taras Lesko on Vimeo.

▼そして写真撮影

“7FT Gundam” – Photography from Taras Lesko on Vimeo.

▼ガンダム制作に関する熱い想いを語るTaras Leskoさん

“7FT Gundam” – Beyond The Paper from Taras Lesko on Vimeo.

▼こちらが2008年に作られた「フリーダムガンダム」

“Freedom Gundam” – 4 Foot Papercraft from Taras Lesko on Vimeo.

▼そしてそれを燃やすTaras Leskoさん

The Burning of “4ft Gundam Papercraft” from Taras Lesko on Vimeo.