皆さんのご家庭も、そろそろ地上デジタル放送対応テレビになってきているのではないでしょうか? オリンピックやワールドカップなど、スポーツ競技番組がテレビの買い替えを早まらせるといわれているので、そういう機会に新しいテレビを購入したという人は多いかもしれませんね。また、最近のテレビゲームは高画質を求めるものが多いので、テレビゲーム機と一緒にテレビも購入したという人がいてもおかしくないでしょう。

そんな最近のテレビですが、ハイビジョンとフルハイビジョンの2種類があるのをご存知ですか?「ハイビジョンテレビなのにこんなに安いんです!」と、店員さんにオススメされて購入した人もいると思いますが、そのテレビがハイビジョンなのかフルハイビジョンなのか、わからずに使っている人もいるのではないでしょうか?

ハイビジョンといわれれば画質がキレイというイメージがあります。確かにその通りなのですが、ハイビジョンとフルハイビジョンは画質が違うのです。名前からしてフルハイビジョンのほうが高画質なのがおわかりでしょう。

テレビ映像の美しさは、簡単に言えば画素数の多さによって決まります。ハイビジョンとフルハイビジョンは、映像を映し出す画素数が従来のテレビよりはるかに多く、ハイビジョンは1080×768、フルハイビジョンは1920×1080という画素数になっています。確かに、ハイビジョンよりフルハイビジョンのほうがキレイな映像なのです。

「普通のハイビジョンを買ってしまった」と思った方は、ご安心ください。いまのところフルハイビジョンの性能を生かしたテレビ番組はかなり少なく、ハイビジョンで観てもフルハイビジョンで観ても、かなり目を凝らしてみないと美しさの違いがわかりません。

いまのところ明確に映像クオリティの違いがわかるものといえば、テレビゲームやブルーレイディスクなどによる映像作品の再生などでしょうか。しかし、勘違いしないで欲しいのは、ハイビジョンが汚くてフルハイビジョンがキレイというわけではないということ。普通のハイビジョンテレビでも、じゅうぶん高画質なのです。

ちなみに、テレビを購入する際はハイビジョンとフルハイビジョンの違いをチェックするのも重要ですが、1秒間に何コマの映像を映し出すことができるのかにも注目しましょう。コマ数が多いほど、スムーズに残像の少ない映像を映し出すことができるのです。ある意味、ここ数年はハイビジョンかフルハイビジョンかを重要視するよりも、コマ数や照明の照り返しなどに対してハイスペックで高性能なテレビを購入したほうがいいでしょう。