俺たちの「かつや」が昨年生み出した汎用弁当型決戦兵器『全力おかず盛り』を覚えているだろうか? 全力を出しすぎるあまり、弁当なのにご飯が入らなくなるという世紀のポカをやらかした伝説のアホ商品である。

そんな『全力おかず盛り』が2022年4月22日、さらなるパワーアップを遂げて帰ってきたぞ。その名も『かつや盛り』! 商品名にセルフタイトルをつけるとは ただ事ではない。この時点で本年度屈指の名盤確定だろう。まあ、どうやってもアホな予感しかしないが……。

・かつや新商品

ロースカツ、メンチカツ、から揚げ、エビフライが容器いっぱいに詰め込まれていた昨年の『全力おかず盛り』。今回発売されたテイクアウト専用『かつや盛り(税込993円)』は、その正統な続編と言えそうだ。同商品に対する「かつや」のコメントを一部ご紹介したい。


「『全力おかず盛り』を販売した際に、手頃なサイズ感でありつつ色々な揚げ物が楽しめると大変ご好評いただきました。そこで、いつでも手軽に楽しんでいただけるように……」


ちょっと待ってくれ。


・何て?

あの『全力おかず盛り』をつかまえて「手頃なサイズ感」……だと……? そいつの胃袋のキャパシティどうなっとんねん。おかしいだろ、巨人の国で感想を募ったのか。こうなるとますます『かつや盛り』のボリュームが心配……って、


うわーーー!


あわわわわ……!


ちょまちょまちょま……!


ほぼ揚げ物しかいねェェェェエエエ!!!!

・茶色すぎる

袋から出した瞬間、驚きよりも先に笑いが込み上げてしまった。何なんだこの揚げ物の塊は。いや、『全力おかず盛り』も似たような内容ではあったが、この『かつや盛り』は画面の圧からしてもうケタ違いだ。視覚情報だけですでに胃もたれしそうな勢い。

遠くの方にうっすらキャベツの姿が確認できるだけで、あとは見渡す限り一面が揚げ物づくし。揚げ物の反乱によって人類が駆逐された世界。そう、揚げ物ディストピアである。それでは一人ずつメンバーを紹介していこう。まず巨大なから揚げが2個。


エビフライが2本。


ゴロっとしたメンチカツ。


ヒレカツ。そして……


80gロースカツである。


──冬眠させる気かよ。どんぐりを貯めるシマリスじゃねーんだぞ。『全力おかず盛り』も相当にヤバかったが、まさかあの上がいるとは……。ちなみに今回もご飯はなし。繰り返す、ご飯はなしである。容器に入らなかったとかではなく、そもそも最初から入れる気がなかったのだろう。うむ、知ってた。

それだけではないぞ。実は食べている途中でハッと気付いて驚いたのだが、なんと今回……


まさかの漬け物消滅……!

・貴重な戦力が……

入れる揚げ物が多すぎて、今まで漬け物の定位置だったこの小さいスペースですら惜しくなったというのか? 「かつや」よ、一つだけ言わせほしい。だったら少し減らせや……! 漬け物が消え、これで揚げ物に抵抗するレジスタンスはキャベツ一人だけに。絶対負けるやん。

時間が経っても衣がサクサクなのはさすが「かつや」で素直にありがたいが、ロースカツに辿り着く頃には揚げ物の過剰摂取で息も絶え絶えになってしまった。

つーかお前……よくこの超ボリュームで「いつでも手軽に楽しんでいただけるよう」とか書いたな。手軽どころか、むしろ完全に命がけである。

・瀕死

「1~2人前」と書いてやがるせいで、結局単独で揚げ物山脈を登頂することになった私(あひるねこ)。「かつや」の主張を疑いなく信じた自分が愚かだったとしか言いようがないが、おかげで明日の昼くらいまで何も食べなくてもよさそうだ。いっそのことこのまま本当に冬眠してしまおうか? もう春だけど……。

・ファンなら必食

『全力おかず盛り』をも遥かに凌駕するテイクアウト専用新商品『かつや盛り』。その圧倒的なボリュームと鉄壁のラインナップは、まさに「かつや」の歴史の集大成と呼ぶにふさわしいだろう。「かつや」を愛するすべての “かつや者” たちは、春なのに冬眠する覚悟でぜひ挑戦してみていただきたい。

参考リンク:かつや
執筆:かつや者・あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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