私(佐藤)の知る限り、そのお店はずーっとそこにある。東京・渋谷駅前交差点の一角に、昔からずーっと。私が初めて東京を訪れた30年以上前からだ。

なのに1度も利用したことがない! そのお店、「天津甘栗渋谷ハチ公前本店」を!!

ってことで、初めてそこの甘栗を買ってみたぞ! きっと当編集部メンバーのみんなも1度も食べたことがないだろう。しかし…。

・渋谷駅前交差点の甘栗

渋谷に縁のある人なら、誰でも1度はその看板を目にしたことがあるのではないだろうか。知らない人だっているだろうから、お店の場所をお伝えしよう。JR渋谷駅のハチ公改札を出たらすぐが渋谷駅前交差点だ。その交差点からスターバックス方向を見ると、三千里薬局が見えるはず。そのすぐ隣が目的の店なのだが、看板は見えない。


スタバ側から三千里薬局を見ると、「名物天津甘栗」の看板が見える。色褪せた赤色の看板は、お店の歴史を物語っているかのようだ。


店の前まで来ると、軒下に「日本一おいしい天津甘栗」と掲げられている。販売商品はもちろん甘栗。100g単位の量り売りで、100g税込300円、200g税込500円、400g税込1000円といった具合。今回は400gを購入。箱か袋を選べるので、箱で買って帰ることにした。


お店の人に話を聞くと約60年も商売を続けているそうだ。渋谷の街はこの60年ですっかり変わってしまったけど、お店の味は変わらないという。店内は驚くほど狭く、中で窯が回っているのが見える。その窯はメンテナンスを繰り返して、現在も現役で栗を焼き続けているらしい。


・これが渋谷の甘栗

さて、コレが買ってきた甘栗の箱。なんだか特別な手土産みたいだ。昔は実際に甘栗が手土産として親しまれたのだろう。


包装紙をはがすと、中には赤と黄色のかわいらしい箱。昭和レトロな感じがイイね! この柄のTシャツが欲しい!! このマスコットキャラには名前があるのかな?


箱の中身はこんな感じ。


中には紙切れが1枚入っている。なになに? 「甘栗のむき方講座」だって。そうか、甘栗を知らない世代向けに、食べ方を解説しているんだな。


そしてもう1つ、小袋に入っていたのは「栗爪」だ。


これはプラスチック製の爪。裏面にギザギザの歯がついており、栗を開けてスプーンのようにして実を取り出すことができる。


それにしても、見よ!! 艶やかに光る焼きたての甘栗! キレイな色してるなあ



子どもの頃に食べたことがあるから、手順に迷わない。しかも実をキレイに取り出せるんだ。実を傷つけずに取り出せると、気持ちいいんだよねえ~!


久々に食べると美味い! ほんのり甘くホックリとした歯ざわり。1個食べると2個3個と続けて食べちゃう。無限に食えるような気がしちゃうんだよね。


・みんなも食べたことないはず……

さて、編集部メンバーもみんなあそこの甘栗を食ったことがないはず。私だけってことはないだろう! ってことで全員に聞いてみよう

まずは姉妹サイト「ポーチ」のあんすずに尋ねると……


あんずず「食べたことないです」


次にあひるねこに尋ねると……


あひるねこ「ないです。甘栗なんかありましたっけ?」


砂子間正貫に尋ねると……


砂子間「自分は食ったことないっす」


P.K.サンジュンに尋ねると……


サンジュン「食べたことないなあ。これが初めて!」


和才雄一郎に尋ねると……


和才「ないです。初めて食べます」


御花畑マリコに尋ねると……


御花畑「あ、食べたことないです。今日が初めてですね」


中澤星児に尋ねると……


中澤「もらっていいんですか? これ初めて」


そしてGO羽鳥に尋ねると……


羽鳥「もらっていいの? たまに食うと美味いよね、甘栗」


で、あそこの甘栗食べたことあるの?


羽鳥「あるーーーーーーーーーーーー!!!!」


クソ! 全員が「食べたことない」と回答すると思ったのに、なんで1人だけ食ってんだよ! 流行りものに疎く、『スラムダンク』を全巻読んでないクセに、あそこの甘栗は食っていたとは……。

という訳で、渋谷の甘栗はおいしいので、ぜひともオススメしたい。私はまた買いに行こうと思っている。1回食べたらまた食べたくなる味だ。


・今回訪問した店舗の情報

店名 天津甘栗 渋谷ハチ公前本店
住所 東京都渋谷区神南1-23‐8
時間 10:00~21:00

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]