ハンバーガーに肉々しさを求めるならバーガーキング! ビーフ100%のパティは粗挽きで肉の味全開だ。まさにハンバーガー界の肉の帝王と言えるだろう。そんなバーガーキングが2021年8月27日から3段パティのハンバーガー『ビッグマウスバーガー(税込み1080円)』を販売開始した。

「ビッグバーガー新時代の到来をご体感ください」とバーガーキング。なんだこのあふれ出す自信は……! 本命が来たオーラが漂いまくっているため購入してみたぞ!! デケェェェェエエエ!

……と言いたかったんだけど、あれ? なんか小さくない?

・ビッグマウスバーガーは2種類

なぜそう思ったのかは分からない。ただ、包みを開けた時、漠然と感じてしまったのだ。「思っていたほどじゃない」と

ちなみに、ビッグマウスバーガーは『チーズ&チーズ ビッグマウスバーガー』と『スーパースパイシー ビッグマウスバーガー』の2種類販売されており、私(中澤)が購入したのはスーパースパイシーの方だ。

しかし、これは大きさには関係ない。チーズ&チーズとスーパースパイシーの違いは、パティの間にチーズが入っているか、ヤラピノホットソースが入っているかというだけだからである。

・ワッパーと比べてみよう

改めて、パティが3段積みであることは間違いない。そのため高さは十分なのだが、具体的に言うと、上から見た時の面積がワッパーより小さく感じる。そこでワッパーを用意して比べてみたところ……

ちょっと小さい気がしないでもない。単品で400円くらい高いので、ここは厳密に把握したいところである。そこで部品を比較してみることにした。まずは、バンズを取り出し比べてみると……

やはり少し小さいようだ。


広告画像でやけに肉がはみ出して見えたのはそのためだったのか。個人的にはバンズのサイズは小さくて良いのだが、大きく見えたパティのサイズが実は小さくなっている可能性もある。そこでパティを取り出して比べてみたところ……

ほっ。同じだ。


というわけで、バンズが小さいために全体的にワッパーより小さいイメージを受けたが、パティはワッパーサイズであることが判明した。逆に、目の錯覚で大きく感じた人もいるかと思うが、リアルのサイズは上記の通りなので購入の際の参考にしていただけると幸いである。

・肉比率がヤバイ

まあ、それだけに、食べてみると肉比率は大幅にアップしているように感じる。バンズを呑み込むようなゴロゴロした肉の嵐は、単品で十分に満足できるボリュームだ。やはり肉の帝王。バーガーキングが肉の暴力で切り開くビッグバーガー新時代に、いちファンとして今後も期待せずにはいられない。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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