2020年7月1日より、かねてから発表されていた『コンビニのレジ袋有料化』がついに始まる。すでに有料化となっているスーパーなども多く「最近はエコバッグを持ち歩いている」という方も多いことだろう。

ただ、おそらく多くの方は「コンビニにエコバッグを持っていく習慣」はまだ無いハズ。とはいえ、こちらが慣れていようといまいと「コンビニレジ袋の有料化」は7月1日から始まるので、心構えだけはしておこう。

・レジ袋が有料化

プラスチック製レジ袋の有料化義務化に伴い、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートのいわゆるコンビニ大手3社では、7月1日からレジ袋の有料化を開始する。まずは各社のレジ袋の種類と価格をご覧いただきたい。


セブンイレブン
・小 …… 3円
・中 …… 3円
・大 …… 3円
・弁当用 …… 3円
・特大 …… 5円


ローソン
・S …… 3円
・L …… 3円
・弁当用 …… 3円


ファミリーマート
・S …… 3円
・M …… 3円
・L …… 3円
・弁当用 …… 3円


つまり、セブンイレブンの「特大」だけが5円で、残りは全て一律3円ということになる。たかが3円、されど3円。チリも積もれば何とやらで、コンビニに行くたびに3円かかることを考えれば、やはりエコバッグなどを持ち歩く習慣をつけた方がいいハズだ。何より地球に優しい。

・同じ価格なら?

で、セコいようだが気になることが1つある。それは「Sサイズの袋とLサイズの袋が同じ価格ならLサイズを選べるのか?」ということ。大は小を兼ねるではないが、後々ゴミ袋などにすることを考えた場合、SサイズよりLサイズの方がありがたいこともあるハズ。たとえガム1個でも同じ3円を払うなら、Lサイズを指定できるのだろうか?

ファミリーマートだけはホームページに「レジ袋のサイズは、商品に応じてストアスタッフが決めさせていただきます」と記載してあるが、他のコンビニはどうなのだろうか? アンフェアになるといけないので、ファミマも含めて3社のお客様相談室に聞いてみることにした。


セブンイレブン
「基本的にはスタッフが商品にあったサイズのレジ袋に入れさせていただきますが、それ以外のレジ袋をご所望の場合、仰っていただければ希望のレジ袋に変更します」


ローソン
「通常はスタッフが商品にあったサイズのレジ袋をご用意させていただきますが、仰っていただければ他のサイズをご用意いたします」


ファミリーマート
「基本的にはどのサイズのレジ袋を使用するかは、スタッフが決めさせていただきます。ただし、ご希望があればスタッフの判断でレジ袋を変更することもあろうかと思います」


ファミマだけがややフワッとした答えだったが、基本的にはリクエストさえすればレジ袋は希望のサイズに変更できるようだ。品があるかないかは別にして、大きい袋が欲しいときもきっとあるハズ。「とりあえず交渉は出来る」コレ覚えておこう。

というわけで、いよいよコンビニでもレジ袋の有料化がスタートする。地球のため、節約のため、常にエコバッグやビニール袋を携帯することをオススメしたい。もうレジ袋がタダの時代は終わった。

参照元:セブンイレブン「ニュースリリース」 (PDF)、 ローソン「トピックス」ファミリーマート「サービス」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.