海の向こうのどこかに、月明かりと数張りのテントしかなかった無人島から、世界中が注目するリゾートアイランドに発展した奇跡の島があるという。アパレル界からは有名なファッションブランドが続々と進出。美術館も作品の貸し出しを申し出ており、ついには東方の伝統的武道もコラボした。

……というわけで、Nintendo Switch『あつまれ どうぶつの森』内で使える、企業・団体の公式マイデザインを一挙紹介! なお、利用には「Nintendo Switch Online」への加入(有料)が必要。「エイブルシスターズ」に設置の「マイデザイン・ショーケース」で作者・作品IDを入力するか、スマホ連動機能「タヌポータル」でQRコードを読み込むと使えるぞ!


・ファッションブランド

ブティックで1度は言ってみたいセリフ「この棚、全部」……あるいは天井まで靴でいっぱいになったウォークインクローゼット……筆者は海外ドラマの見過ぎかもしれないが、ファッション好きなら1度は妄想したことがあるかもしれない夢のシチュエーション。「どうぶつの森」ならその夢が実現するぞ。

リアルでは買えそうもないハイブランドも参入。ファンメイドの緻密なマイデザインもたくさんあるが、やはり公式は嬉しい。以下、特別な記述がない限りInstagram内の画像スワイプでIDが表示されるので活用して欲しい。


1:VALENTINO(ヴァレンティノ) ※IDはこちら


2:MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)
https://www.instagram.com/p/B_sfj81jrOp/


3:ANNA SUI(アナ スイ) ※IDはこちら


4:PEARLY GATES(パーリーゲイツ)


5:ADEAM(アディアム)


6:10匣(テンボックス)


7:ACDC RAG


・企業・団体

ファッションブランドではないが、企業・団体提供のコスチュームもいくつか。Xboxファンを公言したり、ラグビーのユニフォームで日本代表になりきったり!

1:Rugby World Cup(ラグビーワールドカップ)公式Twitter[その1][その2]

2:Microsoft(マイクロソフト)公式Twitter

3:Discord(ディスコード)


・美術館&博物館

続いては世界の美術館・博物館から美術品のマイデザイン。いずれもスマホ連動機能「タヌポータル」でQRコードを読み込む。いくつかの美術館では自分で正方形にトリミングできるので、好みの位置を選ぼう。


1:メトロポリタン美術館(アメリカ)

メトロポリタン美術館の場合、まずは「Hokusai」など作者名で作品を探す。出てきた作品のシェアボタンを押すと、おなじみ葉っぱのアイコンが出てくるのでクリック。好きな位置、拡大率でQRコードを作成してスマホ連動機能「タヌポータル」で読み込めば、ゲーム内スマホのマイデザイン「ダウンロード」から呼び出せる!

2:J・ポール・ゲティ美術館(アメリカ)

3:国立故宮博物院(台湾)

4:三菱一号館美術館(日本)


・おまけ「日本相撲協会」

5月24日から15日間、日本相撲協会が「あつまれ大相撲」と題してマイデザインを公開。記事執筆時点ではIDは公開しておらず、「中の人」が作成したと思われるマイデザインをTwitterで参照する形だが、真似することで大相撲の世界を再現できる。今後、ダウンロードできるようになることに期待!

「おとしあなのタネ」を使った相撲ごっこの遊び方も紹介されていたぞ。ユーザーのアレンジも歓迎していて、「#あつまれ大相撲」ハッシュタグつきの投稿も盛り上がってきている。


・広がるファッションの世界

いかがだっただろうか。実は筆者は家具だけでベル的にも収納的にも手一杯で、ファッションまではとても手が回っていなかった。着ぐるみとか制服とか、コスプレ的な衣装ばかり手元に残ってしまっているが、好きなテイストの洋服を集め出したら止まらないような気がする。カラーバリエーションも多彩だし、もしファンメイドのマイデザインを導入したら、まさに無限の世界が広がっていく。どうぞファッションの世界を楽しんで欲しい!


執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.