韓国を代表するインスタント麺『辛ラーメン』。最近では日本でも当たり前のように店頭に並んでいるが、人の好みは十人十色、あの辛みが好きという人もいれば、辛すぎて苦手という人もいるだろう。

だがしかし! そんな辛ラーメンには辛いもの好きもそうでない人も虜にする食べ方があるという。そのアレンジを試してみたところ、辛ラーメンが全くの別物に生まれ変わったのだ。

・海外でバズった辛ラーメンレシピ

そのアレンジは数年前に辛ラーメンが展開する中国などアジアでバズっていたのだが、調べたところ、本国・韓国ではわりと定番化しているという。何をするのかというと……スープに生クリームをブチこむというものだ。

ラーメン×生クリームとは何とも違和感のある組み合わせだが、絶賛する世界のネットユーザーの声を信じて試してみることにした。

【材料】

・辛ラーメン:1袋
・生クリーム:200ml
・チーズ:適量
・黒胡椒:少々

ほかお好みでキノコやベーコンを用意してもいいだろう。

【作り方】

1.辛ラーメンの麺を規定通りの時間ゆでる。

2.別の鍋でベーコンなどを炒める。

3.生クリームを鍋に入れて、弱火で温め、チーズ、粉末スープを入れてよく混ぜる。沸騰させたり焦がしたりしないよう注意しよう!

4.麺がゆであがったら、3の鍋に入れてソースとよく絡める。

5.皿に盛り付け、胡椒とかやくを散らして完成。

・パスタに転生!

完成したものを見てみると……これが辛ラーメンなのか!? あの韓国ラーメンが淡いピンク色のパスタになっているではないか。

一口食べてみると、そんなに辛くない! 生クリームでかなりまろやかになっておりあの辛さが明太子レベルのピリリ程度に抑えられている。チーズの酸味との相性もいい。まさにソースの味はカルボナーラ、濃厚明太カルボナーラだ。ここに温泉卵なんかをのせたら最高だろう。

そして麺はモッチモチ! もともと辛ラーメンの麺は日本の袋麺より太くてモチモチだが、こうやって食べるとまるで生パスタである。ちぢれているところに辛ラーメンの面影が残っているが、ここまでくればもう「パスタに転生した」と言っていいだろう。

生クリームを足せば明太カルボナーラ風に、さらに麺だけをパスタの代用品にすることも可能だ。辛ラーメンはそれだけで強烈な個性を持っているので、何をどうしても辛ラーメンは辛ラーメンかと思っていたが、それは思い込みだったようだ。そのポテンシャルは想像以上かもしれない。

Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.