お湯を注いで数分待つだけで食べられるカップ麺。もはやカップ麺の存在は当たり前のようになっているが、改めて便利な商品だと思う。今ではいろいろな種類があって、味も自由に選べるので好きな人は多いのではないだろうか。

そんなカップ麺を使った新しい商品が、2019年9月17日からローソンで発売された。その名も「チキンラーメン風おにぎり」と「どん兵衛風おにぎり」という商品である。有名な2種類のカップ麺がおにぎりとは、気になる人も多いと思うが果たしてその味は……。

・「チキンラーメン風おにぎり」&「どん兵衛風おにぎり」

両商品ともに、パッケージはカップ麺に近いデザインをしている。「チキンラーメン風おにぎり」はひよこのキャラクターが大きく描かれており、「どん兵衛風おにぎり」は緑色のパッケージに大きくどん兵衛と書かれている。

ちなみに値段は両商品とも税込み120円。コンビニおにぎりの相場で、場所によっては「チキンラーメン」や「どん兵衛」のカップ麺とも同じくらいの値段をしている。

・カップ麺の再現率

まずは袋から出して、おにぎりを見比べてみる。両商品ともに、海苔はついていないタイプのおにぎり。お米は既に味がついていそうなきつね色をしており、特に「チキンラーメン風おにぎり」の方が全体的に色が濃い。

そして本当にカップ麺のあの味なのかという疑問だが、特に気になるところだと思うのでそこから言及させてもらう。もし再現度を点数で5点満点でつけるならば、「チキンラーメン風おにぎり」は満点の5点。「どん兵衛風おにぎり」は美味しいが 3.5点くらいだと私は感じた。ただしタイプが全く違う2種類だったので、詳しい味はについてはこれから説明をしていく!


・「チキンラーメン風おにぎり」

「チキンラーメン風おにぎり」は、食べてすぐに「チキンラーメン」だと感じる。ローストしょう油の風味がとても香ばしく、「チキンラーメン」の主張がかなり強い!  そもそも「チキンラーメン」の麺がおにぎりに入っており、そのままの味がベースになっている。

それに加え、「かやく」に似たネギやたまごも入っており、具の雰囲気も全て「チキンラーメン」。どこを食べても「チキンラーメン」を元に作られたおにぎりだということが分かる。

・「どん兵衛風おにぎり」

一方「どん兵衛風おにぎり」は、「どん兵衛」感があまりない。というのも「どん兵衛」の味はかつお出汁を使っているため、かつお出汁の炊き込みおにぎりという感じが強い。「どん兵衛」はジャンク感があまりないので、味ではカップ麺だと分かりづらかった。

また「どん兵衛風おにぎり」にも、カップ麺と同じようにきざみ揚げやかまぼこなど、「かやく」に似たものが入っていた。しかしこれが、より炊き込みごはん感を強めているように感じた。

・タイプが違う2つのおにぎり

両方ともおにぎりではあるものの、「チキンラーメン風おにぎり」はカップ麺寄りのおにぎりで、「どん兵衛風おにぎり」はおにぎりに寄ったカップ麺の商品だと思った。どちらにも個性があるので、気になる人は食べ比べすると面白いかもしれない。

個人的には、「チキンラーメン風おにぎり」の方がカップ麺独特のジャンクさもあって好きだった。だが、カップ麺とおにぎりの融合度でいうなら、私は「どん兵衛風おにぎり」をオススメする。またこれら商品は数量に限りがあるそうなので、気になる人は見つけ次第お早めにだぞ~!

参考リンク:ローソン
Report:mai
Photo:RocketNews24.

▼チキンラーメン風おにぎりは187カロリー、どん兵衛風おにぎりは170カロリー