つい最近仕入れた話なのだが、福岡県北九州市の住宅街の一角では、なんと普通にUFOが停泊していて、宇宙人が地球人の様子を観察しているらしい。すでに宇宙人が人間社会に溶け込んでいるという噂は聞いたことがあったが……もはや当たり前の事実なのだろうか。

世界で最も有名なUFO墜落事件である『ロズウェル事件』も70年以上が経過し、多くの証言や証拠から、その真実の姿が見えてきたとも言われている。かくいう記者は、高校時代に目撃したUFOの正体を暴くために念入りな調査を行っていたところ。もしかしたら……と思い、ダッシュで現場に急行した。

・宇宙と関係の深い地域

北九州市といえば、同市出身の漫画家・松本零士さんの代表作『銀河鉄道999』や、2017年末に閉園したテーマパーク『スペースワールド』など……宇宙に関連したものが意外と多い。これは「偶然」の一言では片付けられないだろう。感じる、この町に宇宙を感じる。

ちなみに以前の記事でも紹介したが、記者が高校時代に目撃したUFOは、二等辺三角形が2つくっついた形をしていて、上空で動きをピタリと止めていた。5分ほど経過してから「謎の黄色い光」を放出し、そのままパッと姿を消したのである……。

・たどり着いた公園

さて、情報を頼りにたどり着いたのは、桃園公園と呼ばれる場所だ。おそらく面積はかなり広い。駐車場に車をとめて、歩いてUFOを探し始めたのだが、子供たちは走り回り、中高年の方々はウォーキングで汗を流していた。よくある光景だが……逆に怖い。人間と宇宙人を見分けることは可能なのだろうか。

公園の敷地に入ってスグ、これまたどこにでもある動物遊具が設置されていたのだが……どいつもこいつも「驚いた表情」をしている。我々人間にはない能力が備わっている動物たちが “何か” に気づき、衝撃を受けたまま固められた……となると、ヤバい。真相に近づく者は消されるらしいからな。

高鳴る心臓の鼓動をおさえながら公園を出て、別の入口を探す。目の前の現象を冷静に見極めるためにも、ひとまず公園を出て、落ち着いてから調査を続行した方が良い気がしたのだ。深呼吸をして、再び歩を進めると……今度は目の前に「タイム風呂敷」のような服を羽織った少年が登場。

今にも「こんにちは、僕は未来から来たんだ」と言いだしそうである。全裸にタイム風呂敷という組み合わせは、明らかに未来。そして……実を言うと、少年の背後から宇宙を感じる。これが研究者の勘というやつか。

高校時代に感じたそれとは少し違うが、UFOも宇宙人もこの先にいるハズだ。おそらく素人には、彼らと人間を正確に見分るのは困難だろう……しかし。研究者が正体を暴いてやるぞコラァァァアアアア!

おいマジかよ……

これは誰でも見分けられるやつです。

・わんぱく広場

広場には、小学生が落書きするタイプの宇宙人が数体。そして、UFOのような遊具で遊ぶ子供たちがいるだけであった。まさかの心温まる光景に意識を失いかけてしまったが……これが巨大迷路に迷い込んだUFO研究者の姿なのかもしれない。クソッ。

追い求めれば追い求めるほど、ますます遠くに感じられるUFOの正体。福岡県北九州市の「わんぱく広場」では手がかりゼロに終わってしまったが、今後も真相究明に向けて調査は続ける。いつかは必ず……待ってろよUFO!

・今回ご紹介したスポットの詳細データ

名称 桃園公園
住所 福岡県北九州市八幡東区桃園3丁目1

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼2017年末に閉園した北九州市のスペースワールド

▼小倉駅にある『宇宙海賊キャプテンハーロック』の銅像

▼不思議な桃園公園



▼調査によると、小中学生のアイデアから生まれた作品らしい

▼公園で売られていた「高校時代に目撃したUFOっぽいアイス」

▼山口県でのUFO調査はこちら

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