マックのハンバーガーって昔60円くらいで買えたよな。今考えるとあり得ないんだけど、過去にあれを経験したせいか「ハンバーガー=安い」というイメージが頭のどこかにあるわけです。だから正直引いたよね。10万円のハンバーガーって何なんだよ……。

六本木の超一流ホテル「グランハイアット東京」内に店を構える「オークドア」が、新天皇即位および新元号施行を祝して発売する『ゴールデンジャイアントバーガー』。そのお値段がなんと10万円というのだから驚きしかない。マジで誰が頼むんだよこれ!

・高級ホテルの巨大バーガー

実は数年前、当サイトは「オークドア」で『ジャイアントオークバーガー』という巨大バーガーにチャレンジしている。直径22センチ・パテの重さ1キロという規格外の化物だったわけだが、それでも価格は税抜8800円と、今にして思えばそこまで法外なものではなかった。

しかし! 2019年4月1日から6月30日まで提供される『ゴールデンジャイアントバーガー』の金額は、まさかまさかの10万円。税・サービス料込で選べるマグナムボトルが1本付いてくるとはいえ、完全にどうかしているとしか言いようがないだろう。ハンバーガーとは一体何なのか。

・高級すぎる理由

だが、なぜ10万円もするのだろう? その理由は直径25センチ・高さ15センチ・総重量3キロという暴力的なボリュームだけでなく、その中身にもあった。以下でご説明したい。

まずはアイオリソース、レタス、約1キロのUSプライムビーフのパテ、5個分の国産フルーツトマト、チェダーチーズ……と、これだけでも相当ボリューミーだが、さらにその上にフォアグラ、2玉分のオニオン、そして黒毛和牛のステーキをのせるあたり意味が分からない。とどめにシェフがトリュフをスライスしてフィニッシュだ。いい加減にしろ。

最後に金粉をまとったバンズでサンドすれば、空前絶後のラグジュアリーバーガーの完成である。果たしてハンバーガーにする意味があるのか? という根本的な疑問は拭えないが、食べれば一生モノの記念になることは間違いない。頼む、誰か一口分けてくれ。

・予約が必要

この『ゴールデンジャイアントバーガー』は3日前までの予約が必須のため、挑戦を考えている人は注意していただきたい。6~8人でシェアすれば……それでもまあ高いが、ゴールデンウィークのガチ贅沢にはおあつらえ向きだろう。貴族の方はぜひ。

参照元:グランハイアット東京
執筆:あひるねこ