私(佐藤)が『ポケモンGO』を卒業したのは、いまからちょうど2年前のことだ。リリースされた最初の1カ月は猛烈な勢いでやっていたのだが、次第に面倒くさくなってアッサリとアプリを削除した。まさか今になってこんなに盛り上がってくるとはね……。

悔しいので対抗心を燃やし『妖怪ウォッチワールド』を始めたものの、2018年8月8日のアップデートで不具合を頻発し、地獄のメンテナンスに突入。以来、興ざめしてしまった。今だから正直にいうけど、ポケモンGOのプレイヤーがうらやましい!

・まさかここまで続くとは

ポケモンGOが世界的にヒットしたのは、リリースされた当初の2016年夏である。日本でも社会現象になったのだが、それから半年後に「フィーバーは過ぎ去った」と私は思った。そんな中しぶとくプレイしていたのは当編集部でもごく数人で、「まだやってんの(笑)」と、ぶっちゃけ私もバカにしていたフシがある。

しかし、日本では特に中高年の支持が根強いポケモンGO。この層がブーム再燃を支えたという部分もあるのだろうが、とにかく現在はリリース当初よりもゲームの内容が充実しており、すでにプレイから1年以上離れている私でも「面白そうだなあ……」と思わずにはいられないほどだ。


・「妖怪大戦」再開が怖い

自分を慰めるために妖怪ウォッチワールドを始めてはみたものの、何だかイマイチ盛り上がらない。8月に実装した「妖怪大戦」が原因でシステムに重大な負荷がかかり、ゲームプレイに支障をきたし、現在は解消されたものの、今になって再び妖怪大戦を再開することが発表されている。


ぶっちゃけ不安だ……。また地獄のメンテに突入する不安しかない。そもそもこの要素は、手持ちの妖怪を大ボスに突入させるだけのモード。用いた妖怪は2度とかえってくることはなく、妖怪を捨てるようなものとさえ言われている。

せめてポケモンGOのように妖怪をトレードする機能があれば、もう少しプレイヤー同士のつながりを感じることができて、楽しくなってくる気がする。だが、それならポケモンGOをプレイすればいい訳で……。

・ポケモンGO、やるか……

この先、妖怪ウォッチワールドは盛り上がるのだろうか? いっそポケモンGOにこっそり戻ろうと思うけど、今さら遅いのだろうか? 私のゲームライフの明日はどっちだ?

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
Screenshot:iOS「妖怪ウォッチワールド」