2018年10月1日から増税が決定している たばこ税。つい先日、日本たばこ産業株式会社ことJTが、合計150銘柄のタバコの値上げを発表した。そして今回お伝えするのは、マルボロ(正式な表記はマールボロ)やラークを擁する「フィリップモリスジャパン」の発表だ。

実はフィリップモリスジャパンはJTよりも早く財務省に対し小売定価改定を申請していたのだが、他社の動向を踏まえ同省に対し再申請を行った。それによるとマルボロは510円、ラークは450円へと値上がりするようだ。

・合計86銘柄について再発表

8月23日にフィリップモリスジャパンが発表した内容によると、今回値上がりするのは「マルボロブランド」が31銘柄、「ラークブランド」が38銘柄、「パーラメントブランド」が10銘柄、「バージニアブランド」が7銘柄の合計86銘柄である。

それぞれの詳細な価格についてはフィリップモリスジャパンのホームページを確認して欲しいが、代表的なものは以下の価格に改定されるとのことだ。

マルボロ(各種) 470円 → 510円
マルボロブラックメンソールエッジ(各種) 460円 → 500円
ラーク(各種) 420円 → 450円
ラーク・ハイブリッド・セレクション(各種) 410円 → 440円
パーラメント(各種) 450円 → 490円
パーラメント100ボックス(各種) 490円 → 530円
バージニア(各種) 450円 → 480円

わかり切ってたこととはいえ、やはり正式に値上がり後の価格が確定するとグッとくるものがある。日本でも安定の支持率を誇るマルボロやラーク、パーラメントだけにダメージを受ける喫煙者も多いハズだ。

ちなみにフィリップモリスブランドが手掛ける加熱式タバコ「iQOS(アイコス)」は、現行の460円が500円に値上がりすることが既に決定している。今回の値上げは紙巻きだろうと加熱式だろうと、ほとんどの喫煙者にとって厳しいものとなりそうだ。

参照元:フィリップモリスジャパン「紙巻たばこ製品の小売定価改定の再申請について(PDF)」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.