コイツ、正気か? としか言いようがない。ご存じの通り、現在台風13号が関東に接近中だ。気象庁によると、台風は本日8日の夜遅くから9日午後にかけて、強い勢力を維持したまま関東地方や東北地方太平洋側に接近し、上陸するおそれがあるという。

当サイトも昨日、早めの帰宅を呼び掛ける記事を掲載したばかりであるが、このタイミングでなんと台風14号が発生してしまったのだ! 張り切りすぎだろ、遠足前夜じゃねえんだぞ。どんなヤツかと名前をチェックしてみたところ、まさかの「ヤギ」。やる気あんのか!

・13号に続いて……

ウェザーニュースが伝えたところによると、本日8日の12時、フィリピン東の海上の熱帯低気圧が発達し、台風14号が発生したという。中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は18m/s で、8月に発生した台風としては13号に続いて2つ目となる。

・どんな名前だよ

なにもこんな時に発生しなくていいだろう……。と誰もが思ったはずだが、発生タイミングよりも注目を集めてしまっているのが台風14号の名前である。その名も「ヤギ」! ……え? ヤギって、あの山羊? いやいや、んなわけあるかい。

ところが、tenki.jp によると「ヤギ」は日本が用意した名前で、星座のやぎ座が由来になっているそうだ。メェェェェェエエエエ! やっぱりあの山羊かよ!! Y・A・G・I かよ!! なんか弱くて遅そうだな!

・名前の秘密

実は台風の名前というのは、発生する前からすでに決まっているらしい。tenki.jp によると、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)などが提案した名前があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられるそうだ。そうだったのか。

まあ、だからといってなぜ「ヤギ」なのかは疑問が残るが、よく考えたら台風13号も「サンサン」だからな。なんだサンサンって。パンダみたいな名前しやがって。ヤギだのパンダだの動物園かよ。今は亡き台風4号さんを見習えって。「イーウィニャ(嵐の神)」だぞ、イーウィニャ。激強そうなんだが。

・ヤギはどこに行く?

さて、気になるヤギの動向だが、ウェザーニュースは9日から10日にかけて北よりに進んだあと、北西に進路を変え、12日頃に沖縄に接近するおそれがあるとしている。13号はもちろん、今後のヤギの動きにも注目したい。

参照元:気象庁ウェザーニュースtenki.jp、Twitter @tenkijp
執筆:天気愛好家・あひるねこ

▼接近中の13号に続いて台風14号まで発生! その名も「ヤギ」!!