米マイクロソフトが発表した、タブレットPCの新機種『Surface Go』。海外では一般向けモデルが399ドル(約4万4000円)となっており、Surfaceシリーズとしてはこれまでになくお手頃価格であることは以前の記事でお伝えした。

さらに昨日、日本マイクロソフトも「Surface Go」の国内販売についての詳細を発表。価格を見ると、どうやら海外よりもかなりお高いようだ。同社が発表した価格は次の通りである。

【Surface Go(メモリ:4GB、記憶域:64GB、OS:Windows10)の参考価格】

・一般向け:6万4800円
・法人向け:5万2800円
・教育機関向け:4万7800円
※いずれも税抜

なお、OSについてだが、一般向けモデルには、「Windows 10 Home(S モード)」と「Office Home & Business 2016」を搭載。法人向けモデルと教育機関向けモデルは「Windows 10 Pro」のみで「Office Home & Business 2016」は非搭載とのことだ。

こうしてみると、一般向けモデルは「Office Home & Business 2016」を搭載しているために高くなっていると考えていいだろう。いずれにせよ、冒頭でもお伝えした通り、海外では一般向けモデルが399ドル(約4万4000円)なだけに、ちょっと拍子抜けしてしまう内容だ。

今回の発表を受け、ネット上ではさまざまな声が飛び交っている。その一部をご紹介しよう。

【ネットの声】

「高すぎ」
「とんだ肩透かし」
「結局、日本だとこの値段になるのか」
「なんで Office同梱版しか無いのかな…」
「日本展開ラインナップがひどいから急速に興味を失った」
「Officeとか要らないし、試しに買ってみようみたいな気持ちが遠のいた」
「既にOffice365の年間ライセンスを契約しておりまして、プリインストールされていても困ります」
「6万5000円ならiPadProの方を選択する」
「納得できるのは5万円くらいまでかなあ」

確かに、Office非搭載のモデルを5万円以下で用意すれば「試しに買ってみよう」というユーザーは増えそうである。ちなみに、キーボード付きのカバーも別売りとなっており、価格が1万1800円からなのも気になるところだ。

『Surface Go』の予約開始は本日2018年7月11日から、発売は8月28日からとのこと。その他、更なる詳細を知りたい方は製品ページをご確認あれ。

参照元:YouTube、Microsoft「Japan Windows Blog」、Microsoft「Surface」
執筆:K.ナガハシ

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