歩行中、わざと女性にぶつかる通称 “ぶつかり屋” をご存じだろうか? 以前の記事でもお伝えした通り、男性である記者はその存在を知らず「ウソでしょ(笑)」とタカをくくっていたのだが、女性記者に聞いたところ、特に東京都心にはマジでぶつかり屋がそれなりにいるらしい。

自分より弱い者を狙うなんて許せねえ、見つけたらとっちめてやる! ……とあの日以来心に決めているのだが、やはり男性である記者に “ぶつかり屋” はアタックして来ない。そんな中、ネット上に拡散された1本の動画をきっかけに、JR東日本が警戒に乗り出したとFNNが伝えている。

・動画が拡散

FNNによるとJR東日本は警備員などに対し、ぶつかり屋警戒を強化するよう指示したという。きっかけはネット上に拡散された「現行犯のぶつかり屋」が収められた動画である。

動画にはJR新宿駅の構内で、黒っぽいリュックを背負った男が30秒の間に4人の女性に接触している様子がハッキリと収められており、見れば偶然ではないことは明らかだ。

またボカシはかかっているものの、男性はせいぜい30代前半であろう若者で、以前の記事で女性記者が証言してくれたように「駅に多い」「30代~50代が多い」などの条件がピタリと当てはまっている。本当にいるのか……ぶつかり屋め……!

この報に対しネット上では、基本的にポジティブな意見が多いようだ。以下でご紹介しよう。

・ネットの声

「ようやく知ってもらえて良かった」
「こうやってニュースになるだけでも抑制効果があるかもしれない」
「駅構内は最初の一歩。街中にもぶつかり屋は大勢いる」
「ホームでやられたら命の危険がある」
「いずれにしろ卑怯。捕まえて欲しい」
「JRには防犯カメラのチェックも含めて徹底的にやって欲しい」
「JR東日本だけじゃなく警察や街中の警備員さんにも気を付けて欲しい」

おそらく、ネット上で話題になるまでぶつかり屋の存在自体を知らなかった人も多いハズ。これを機に「そういうヤツがいる」と多くの人が認識することで、ぶつかり屋の犯行は減っていくことだろう。自分とは関係ないとは思わずに、ぜひ心に留めておいて欲しい。

参照元:Twitter @FNN_NewsFNN PRIME
執筆:P.K.サンジュン
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▼許せん。