毎年5月下旬に開幕するプロ野球セ・パ交流戦。2018年は5月29日、つまり本日から開幕するが、プロ野球ファンならばご存じの “風物詩” が今年も公開された。

これまで千葉ロッテは「漫画風」や「プロレス風」でセ・リーグ6球団を挑発してきたが、今年のテーマは『逆文字』である。パッと見は挑発している感じは見受けられないものの、ポスターを逆さまにすると……そこには刺激的なワードが隠されているのだ。

・今年は挑発ポスターやってよし

現在、借金3でパ・リーグ5位につける千葉ロッテマリーンズ。大のロッテファンである記者は昨年のこの時期、あまりに無残な成績に「挑発ポスターなんかやってる場合か、ボケェェエエエエエ!」とブチギレてしまった。

今年は井口新監督のもと、昨年とは違う野球をしているから見ていて試合が楽しい。借金は3あるものの、未来へつながる戦いができていると確信している。監督以下選手のみなさん、どうぞ頑張ってください。

それはさておき、冒頭でもお伝えした通り、今年の挑発ポスターは『逆文字』がテーマである。以下で1チームずつ「普通に読んだ場合」と「逆さまにした場合」に浮かび上がってくるフレーズをご紹介しよう。

広島東洋カープ「赤神降臨」


広島東洋カープ(逆さ)「嫉妬しちゃう」


阪神タイガース「六甲熱唱」


阪神タイガース(逆さ)「33-4の虎ウマ」


横浜DeNAベイスターズ「浜星輝く」


横浜DeNAベイスターズ(逆さ)「雲泥の差」


読売ジャイアンツ「無敵戦力」


読売ジャイアンツ(逆さ)「得意ですから」


中日ドラゴンズ「怪物現る」


中日ドラゴンズ(逆さ)「歓迎ムード」


東京ヤクルトスワローズ「飛来燕」


東京ヤクルトスワローズ(逆さ)「苦労が止まらない」


いかがだろうか? 基本的には一発で意味がわかるものが多いが、中には「何それ?」というものもある。例えば阪神タイガースの「33-4の虎ウマ」とは、2005年の日本シリーズでロッテと対戦した阪神が、4試合合計「33-4」で敗れたことに由来しているから、ある意味で今年は「上級者向けの挑発ポスター」と言えるのかもしれない。

とにもかくにも、一部では「今年はやらないのでは?」なんて噂されていた挑発ポスターだが、今年も無事に公開された。いつにも増して熱い戦いが繰り広げられるプロ野球セ・パ交流戦は5月29日開幕だ。

参照元:千葉ロッテマリーンズ
執筆:P.K.サンジュン

▼ちなみに「交流」は「挑発」になっているぞ。