みんな知ってる当たり前知識。でも100人くらいいたら、1人くらいは知らない人がいるかもしれません。今回は「花粉症の人におなじみの市販薬・アレグラFXの説明書には “副作用の可能性がある症状” として『悪夢』と記載されている」という知識です。

薬を購入する前に副作用を確認するのは常識中の常識なので、アレグラFXのヘビーユーザーなら「何を今さら……」という感じでしょう。「使ったことは無いけど、それは知ってる」という人も多いはずです。ただ……もしかしたら、もしかしたら、知らない人もいるかもしれませんので、念のためにおさらいしておきましょうね。

万が一「本当に悪夢って書いてるの!?」と疑っているのなら、まずは商品の説明書なりホームページを確認してみましょう。説明書の中の「服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください」と書かれているところを見ると……


『悪夢』


という2文字が、「精神神経系」の欄にサラッと記載されていますね。

初めて『悪夢』を発見したときは、混乱してしまうかもしれません。なんといっても、副作用の可能性がある精神神経系の症状として、しびれ感、頭痛、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏が挙げられてからの『悪夢』ですから。

「いきなりそれかよ感」があるのは否定しませんが、悪夢と書かれているのもまた事実なのです。

・実際に悪夢を見るのか?

ちなみに私事で恐縮ですが、私は何年も花粉症に悩まされているので、アレグラFXは今まで何度も服用したことがありますし、一時は毎日のように飲み続けていました。その時、悪夢をよくみたのかといえば……

私の体験した範囲内なら、答えは「ノー」でした。悪夢をみたかもしれないのですが、「アレグラFXを飲んでいた時期だけ多かった」という印象は特にありません。

ただし、それはもちろん私個人の体感です。「いや、私はアレグラFXを服用して悪夢をみるようになった!」と感じたら、説明書にあるように医師や薬剤師、登録販売所に相談してくださいね。

それでは皆さん、今日はこのへんで。花粉症持ちにとっては辛い時期ですが、頑張って乗り越えていきましょう〜!

参考リンク:久光製薬「アレグラFX
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

★こちらもどうぞ → ロケットニュース24の「みんな知ってる当たりまえ知識