トップクラスの武器生産国として知られるロシア。同国で誕生した自動小銃「AK−47」は、世界で最も多く使われた軍用銃としてギネス世界記録にも登録されている。

先日、その「AK−47」などを製造するロシア銃器メーカー最大手のカラシニコフ社が、意外にも “空飛ぶバイク” の動画を公開。ブレの少ない安定した飛行が注目を浴びている。

・ひとり乗りの電動ホバーバイク

まず動画「«Калашников» презентовал летающий мотоцикл」に登場するのは、無骨な金属製フレームの中心に座るヘルメット姿の男性。フレームの周りをよく見ると、プロペラのようなものが複数ついているのが確認できる。まさかこれが飛ぶ訳ない……と思った次の瞬間!

ブゥーーーン!!

大きな音を立てながらプロペラがものすごい勢いで回り始め、男性を乗せたままフワッと機体が浮かび上がった! その後、空飛ぶバイクはゆっくりと屋内を移動して着陸!! 冒頭でもお伝えした通り、ブレの少ない安定した飛行がとても印象的だ

・完成形も公開

プロペラむき出しで近づくのもおそロシアな本機だが、0:50あたりでは機体全体を覆うボディーの合成映像も見ることができるぞ。なお、同社の情報によると16基ものプロペラ(ローター)を装備しており、電気で動く仕様とのことだ。

動画で見られるのは室内での低速飛行のみだが、屋外でどれくらいスピードが出るのか気になるところである。有名銃器メーカーの製品だけに、飛行性能によっては軍事兵器として実用化されるかもしれない。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

▼カラシニコフ社が公開し空飛ぶ車の映像がこちら