少し眉毛に手を加えるだけで、顔の印象はかなり変わってしまうだけに、細い眉や太目の眉毛など、時代によってトレンドが生まれることがある。だが、流行なんてどこ吹く風!

現在、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両さんのように、眉毛がつながったカモメ眉のモデルが登場して注目を浴びている。その個性的すぎるルックスに好き嫌いが分かれそうだが、本人は全く気にする様子もなく、「人がどう思うなんて気にしない」とカッコいいコメントを放っているというのだ!

・『こち亀』の両さんみたいな眉毛を持つモデルが登場!

米ニュースサイト『boredpanda』によると、眉毛がつながったブっといカモメ眉で話題となっているのは、東地中海に浮かぶキプロス共和国出身のモデル、ソフィア・ハジパンテリさんだ。

もともと、ブロンドの彼女は眉毛も金髪なのだが、ガッツリとつながった眉毛を強調するために、わざわざ黒色に染めるほどの凝りようなのだとか! か~なりブっとい彼女のゲジゲジ眉毛を見たら、日本人なら誰でも『こち亀』の両さんを連想してしまうに違いない。

・人がどう思うかなんて気にしない!

なかなか、お目に掛かることがないような強烈なインパクトを持つ彼女の眉毛は、確かにハッキリと好き嫌いが分かれそうである。それはソフィアさんも自覚している模様で、こうコメントしている。

「なかには、私の眉毛を魅力的だと思わない人もいるでしょう。でも個人的に、この眉毛は私の顔に映えていると思うの。だから、意見が異なる人がいても全く気にしないわ」

あくまで、「自分は自分」だと我を貫いているところが、なんともカッコいいではないか!

・フリーダ・カーロに扮することが多いソフィアさん


そして、日本でカモメ眉毛といえば『こち亀』の両さんだが、欧米諸国ではメキシコ出身の女性画家フリーダ・カーロである。フリーダも両眉がつながった立派な眉毛が有名で、そんな “眉毛ツインズ” であるソフィアさんは、モデルの仕事で「フリーダに扮してポーズを取ってほしい」と依頼されることが多いのだという。

フリーダの大ファンというソフィアさんは彼女に扮した後に、「自分自身でいることを大切にして、型にハマることなく、私が好きなようにすればいいんだと思えるようになった」とも語っている。

最近は、細くて美しいだけのモデルではなく、ファッション業界でも個性が尊重されるようになっている。これからも、ソフィアさんのようにインパクトある個性を持ったモデルが、続々と登場しそうである。

参照元:Instagram @sophiahadjipanteliboredpanda(英語)
執筆:Nekolas

▼ブロンドの眉毛を強調するために黒色に!

▼インパクトの塊のような眉がが強烈!

▼「自分は自分」だと我を貫いているところがカッコいい!!