日本でタトゥーを入れている人はプールやスポーツジム、温泉などの施設を使用できない場合があり、まだまだタトゥーに関する規制は厳しいようだ。しかし、海外ではタトゥーをアクセサリー感覚で入れている人も多く、日本とはかなり立ち位置が違うと言える。

そんななか、眼球まで含めた体の90パーセントにタトゥーを入れた男性が話題となっているので紹介したい。とにかく、そのビジュアルは、か~なり強烈だとしか言いようがない!

・目玉を含めた体の90パーセントにタトゥーを入れた男性

英ニュースサイト『Mirror』によると、眼球を含めた体の90パーセントにタトゥーを入れて海外メディアを賑わせているのは、豪アデレードに住む48歳のタットボーイ・ホールデンさんだ。

2014年に彼は、ファーストネームを「Tattboy:タットボーイ」に改名。“Tatt:タット” とは「Tattoo:タトゥー」の短縮形で、こよなくタトゥーを愛するがあまりに、名前まで変えてしまったという。

・タトゥーが痛みを乗り越えるためのセラピーに


小さい頃からタトゥーに憧れ、成人した記念に最初の墨を彫ったというタットボーイさん。2000年に受けた手術の副作用で、神経根圧迫による慢性疼痛(とうつう)に悩まされるようになり、痛みを乗り越えるためのセラピーとしてタトゥーにハマったのだとか。タトゥーを肌に刻む痛みが、慢性疼痛の痛みをかき消してくれるという訳である。

こうして、10万豪ドル(約890万円)と1000時間を投資した彼は、右目の眼球を含めた体の90パーセントがタトゥーで覆われた状態に! そのビジュアルのインパクトときたら、「思わず三度見」どころではない強烈さである。

・タトゥーが原因で無職に……


しかし、もともと銀行に勤務していた彼は全身を覆うタトゥーが原因で職を失い、それ以来定職に就けないでいるとのこと。それでも、全身にタトゥーを入れたことに後悔はなく、彼の「全身にタトゥーを入れるプロジェクト」は現在も続行中だと語っている。

ただ、タットボーイさんは、ホラー映画に出演することが決定しているそうで、これから俳優業が順調にいけば、映画やドラマで見かける機会があるかもしれない。

参照元:Instagram @tattboyholdenMirror(英語)
執筆:Nekolas