2017年9月13日現在、宮古島を暴風域に巻き込みながら北上中の台風18号(タリム)。一度中国大陸方面に抜けた後、「くの字」に急カーブする進路をとり、16日~18日の3連休には日本を縦断すると見られている。各地で十分な警戒が必要だ。

その台風18号について驚きの画像が話題になっているのでお伝えしたい。台風の目が「ハート型」になっているのが確認されたという。

・台風の目がハート型に

写真を公開したのは、台湾の気象情報提供会社「WeatherRisk」の賈新興(か・しんきょう)氏らだ。気象衛星がとらえたという写真を見てみると、たしかに中心部にはクッキリとハートが浮き上がっている。通常「○」であるはずの台風の目がハートになっているのだ。

・変形に意味は?

ハート型の目は13日6時頃から10分間ほど確認されたという。台風は勢力が強ければ強いほど、その目はクッキリするものだが、まさかこんな形になるなんて! 変形にも何か意味があるのだろうか?

台湾気象局によると、これは「偶然の産物」であるそう。中心部の気圧の変化とともに、目も大きくなったり小さくなったりと変動がある。その過程でハートになったのではないかとのことだ。

悪い予兆でなくてよかった……! とはいえ、いまだ中心気圧965hpa(13日12時現在)と強い勢力を保った台風18号。午後には先島諸島に最接近、週末にかけて本州直撃と見られているので、引き続き気象情報には十分に注意したい。

参照元:Facebook、AppleDaily台湾[1][2](中国語)、気象庁ウェザーニュース
執筆:沢井メグ

▼こちらがその画像。たしかにハート型である