2017年6月、秘書に対する「このハゲェェェエエエエ!」発言で一躍時の人となった衆議院議員の豊田真由子さん。騒動の直後から病院生活を送っていたが「文藝春秋10月号」にて6時間に渡るインタビューに応じ、その中で「議員活動を継続する」と明言したという。

本人なりに「事実と異なる」「これまでご説明できなかった本当のことを知っていただきたい」などと言いたいことはあるようだが、世間が豊田議員に耳を貸すかは未知数だ。特にハゲの怒りは今なお相当なもののようである。

・3カ月経ち、ようやく登場

「このハゲ発言」が発覚した直後から、体調を崩し入院生活を送っていた豊田議員。これまで正式な会見や発表はしていないから、3カ月近く経ちようやく表舞台に出てきたことになる。

衆議院議員なので最長で1年強の任期を残していることになるが、それまで所属していた自民党を離党し、無所属となった豊田議員にどれほどの議員活動が期待できるのだろう? 疑問は尽きないが、それでも豊田議員はバッジを外す気はないらしい。

これに対して、ネット上では「辞職すべき」「議員としての品格がない」「一度辞職して、選挙で選ばれたら議員活動をすればいい」……などと厳しい声が並んでいるが、中でも怒っているのはハゲの方々だ。以下で、今回の報道に対するハゲの意見を3名に聞いてみたのでご覧いただきたい。

・薄毛Aさんの声

「まず申し上げておきたいことは、ハゲは悪いことではありません。人間ならば誰にでも起こりうる生理現象のひとつなのです。アメリカではコントロールできないハゲよりも、デブの方が自己管理ができない人間、つまり “だらしのない人間” と見なされますから。

豊田議員の発言で残念なのは、ハゲを完全に悪口として扱っているところです。おそらくご自身の中にある価値観なのでしょうが、これはいただけません。議員活動を継続されるのは結構ですが、次の選挙では “ハゲの制裁” を受けることになるでしょう」

・薄毛Bさんの声

「おそらく戦後最大規模で全国のハゲ、薄毛を敵に回しましたよね。議員活動の継続、報道に対する “事実と異なること” の説明は別として、秘書を “ハゲ~!!” と罵倒したことは言い逃れできない事実です。

一番の被害者は秘書だと思いますが、この騒動で悩み多きハゲや薄毛に2次被害を与えたことは事実で、私自身も傷つきました。差別を緩和する意味でも、ハゲに対する説明責任はしっかり果たして欲しいと思います」

・薄毛Cさんの声

「議員活動を続けるのは結構。しかし、“このハゲ発言” についてのケジメはしっかりと付ける必要があろうと思う。謝罪を求めているわけではない。今後、ハゲに対し、どう向き合うのか。その心を正直な言葉で説明していただきたい。

むしろこの騒動をきっかけに、“増毛補助金” や “育毛補助金” 等、ハゲを救う政策を武器して、国政にチャレンジするのも一興かと思う。そしたら1票入れてやる」

厳しいながら愛のあるコメントもあったが、「増毛補助金」や「育毛補助金」などはなかなかいいアイディアではなかろうか? いずれにせよ、ハゲに対する説明がない限り、ハゲは納得しないことだろう。

参照元:文春オンライン
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼いま聞いてもパワーワードである。