近年、続々と新製品がリリースされているワイヤレスイヤホン。アップル「iPhone7」や一部の Android 端末でもイヤホン端子が廃止されている現状をみると、今後ますます欠かせないアイテムになっていくことは必至といえる。

そんな中、世界的オーディオメーカー「ソニー」が満を持して、同社史上初となる左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンを発表した。ノイズキャンセル機能のほか、スタイリッシュなデザインは欲しくなること間違いなしだ。

・ソニー「WF-1000X」

ソニーが発売する新型イヤホンの名前は「WF-1000X」である。同社の情報によると、完全ワイヤレスイヤホンとして業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現。ケーブルやノイズから解放された快適な状態で、音楽にじっくり浸れるという。

完全ワイヤレスイヤホンで人気の製品といえば、アップル「AirPods」だが、評価はかなり高いものの、ノイズキャンセリング非搭載。さらにイヤホンのケーブルをカットしたような独特の形状に、賛否の声が挙がっていることも確か。そう考えると「WF-1000X」はソニーの本気と言える。

・カラーは「シャンパンゴールド」と「ブラック」

では、ソニー「WF-1000X」の外観はどうなのか。動画で確認すると、目立ちすぎないシンプルかつスタイリッシュなデザインが好印象である。なお、カラーは「シャンパンゴールド」と「ブラック」が2種類を用意されているとのこと。

その他のスペックだが、端末との接続方式は Bluetooth で対応コーデックはSBCとAAC。付属の専用ケースにはNFCが内蔵されているので、対応端末であればワンタッチでペアリングが完了する仕様だ。

・最長で約9時間の使用が可能

ちなみに、ワイヤレスイヤホンで重要なバッテリーの持ちは、本体の最長再生時間が約3時間なほか、専用ケースで2回分の充電が可能となっており、合計で約9時間使用できるという。ノイズキャセリング機能が備わっていると考えれば、妥当な時間といえるだろう。

どんなスタイルにも馴染みやすいシンプルなデザインとソニーの最新技術が詰まった「WF-1000X」の価格は、ソニーストアで税抜2万4880円。気になる発売日は2017年10月7日(予定)となっている。これまでのワイヤレスイヤホンで満足できなかった方はホームページを要チェックだ。

参照元:YouTube、SONY「WF-1000X」
執筆:K.ナガハシ

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