「健康な食生活を営むには、地産地消の食品を食べるのが一番!」なんて言われることもある。だが、全ての食品を、地元の産物や国産品だけで揃えて生活していくことは容易ではない。

そんな事実を証明するかのように、ドイツのスーパーが「国産以外の商品は邪道!」なんて言っていたら、スーパーはこうなっちゃうぞとある試みを実行。その画像が話題になっているので、紹介したいと思う。そして、そこに込められたメッセージが超パワフルなのである!

・スーパーに国産品だけ置いたら……

米ニュースサイト『boredpanda』によると、輸入食品を全て排除して国産品だけを店に陳列したのは、独ハンブルクにあるスーパー「Edeka:エデカ」だ。

その様子を写した画像を見ると、スーパーの棚は「ほとんど空」と言ってもよい状態で、店員が商品を補充し忘れたにしては、あまりにも棚がスッカラカンすぎる。店に足を踏み入れた客は、一体何事かと思ってしまうに違いない。

・密かに込められたメッセージが超パワフル!!

そして、陳列棚にはドイツ語で、「“外国人” がいなければ、棚が空に。バラエティに欠けたら、陳列棚が退屈になってしまう」と書かれたサインが表示されている。

なんでもエデカは、「人種の多様性が重要で、人種差別はいけない」というメッセージを伝えるためにこの試みを実行。スーパーをドイツに見立て、「国産品=ドイツ人」しかない状態になったら、一体どうなるかを見せたという訳である。

・外国の商品があるからこそスーパーの品揃えが豊富に!

スペイン産のトマトやギリシャのオリーブ、スイスのチーズなどがあるからこそ、ドイツのスーパーの商品が豊富になり、買い物して楽しい場所になる。それは、「スーパーだけでなく国でも同じ」だということだ。

ドイツは、ユダヤ人を差別して大虐殺を行った暗い過去があるだけに、二度と同じ過ちを繰り返すべきではないと、ヨーロッパ諸国のなかでも積極的にシリア難民を受け入れている。それだけに、説得力の強さを感じてしまう。

地元でとれた農作物や国産品に安心感があるのは確かだが、国の在り方や人種の多様性については、エデカのモットーに考えさせられるものがある。

参照元:Twitter @_holgerboredpanda(英語)
執筆:Nekolas

▼スーパーに国産品だけ置いたらこうなった!

▼輸入品がなければ陳列棚がガラガラに!!