草食男子や絶食男子の増加が叫ばれて久しい昨今だが、もちろん全ての男性が草食化・絶食化している訳ではない。なかには、女性との出会いを積極的に求め、恋愛と呼ばれる非生産的な行為に精を出す男性だっている。

そこで今回は、そんな恋愛経験豊富な男性に「恋のあるある」を聞いてみたので紹介しよう。非リア充ども! 耳をかっぽじって聞け! これがリア充の世界だ!!

・自称「恋愛原理主義者」が語る

語ってくれるのは、自称「恋愛原理主義者」であり、「恋愛の神に人生を捧げてきた」と語る先端常濡(さきばし じょうろう / 仮名)さんだ。肩書きからして恋多き男性のオーラがビンビンに出ている先端さんが、今までの経験を元に語る「恋ああるある」。リア充砲の33連射を喰らえ!!

【恋多き男性が語る恋あるある33連発】

1. ボーナスの時期は、恋の出会いが多い
2. パチンコに勝った後も、恋の出会いが多い
3. クーポン割引を使うかどうかで、計画的に恋愛するタイプか突発的なタイプかが分かる
4. 事前にググるかどうかでも、恋愛に対する姿勢が分かる
5. 女性の評判を気にしている奴は、恋をする資格がない
6. パネル写真を信じる奴は、人生経験が不足している
7. 結局のところ大事なのは、一歩を踏み出す勇気
8. 「人生に必要なのは勇気と想像力。それとほんの少しのお金」というチャップリンの名言が、恋の前には頭の中でドラムロールのように響き渡る
9. しかし、チャップリンが「ほんの少しのお金」と言っているのは間違いな気がする
10. 少なくとも、恋愛には結構なお金がかかる
11. アレにもよるが、2万くらいは覚悟しておいた方がいい
12. もっと安く済ます手もあるが、安ければ安いほど色々なリスクがある
13. 「安く済ませたい」と悩んでいると、「勝利とはリスクと等価交換で手に入れるもの」というアカギの名言が頭の中でシンバルの乱れ打ちのように響き渡る
14. ゆえに張る。高い方へ。高い方へ……。「倍プッシュ」だ
15. 高い方へ張った後は、待ち時間のドキドキ感がハンパない
16. 心の中で止まらない「ざわ……ざわ……」
17.高い方へ張ったからといって、上手く行くとは限らない
18. いざ相手の女性とご対面すると……! たまに、「あれ? 鷲巣さん?」と思うような年齢層の女性に遭遇するときもある
19. 「血を抜かれるんじゃないか?」と警戒してしまうこともある
20. だが、そういう状況でこそ、男の真価が試される
21. 女性がよく言う「包容力のある男性が好き」というのは、「鷲巣級の年齢層の女性でも文句をタレずに抱擁しろ」という意味だと感じている
22. だからこそ、受け入れる。鷲巣を……! 鷲巣級の年齢層の女性を……!!
23. 鷲巣に手をつながれた瞬間、視界がグラつく
24. だがもちろん、キレイな女性と出会うことだってある
25. 結局のところ出会いは運
26. それが恋愛の本質だ
27. ファーストキスはいつもイソジンの香り
28. キスから先のことは「記憶にございません」
29. 「夢を見ていたんじゃないか?」と思うことがある
30. しかし、手元に残された名刺と割引クーポンを見て、「現実だったのか」と思い知らされる
31. 時計を見ると、30分ほどしか経っていないこともある
32. 長くても120分ほどだ
33. 恋が終わった後の虚しさに耐える術を誰か教えて欲しい……

——以上である!

いかがだっただろうか。絶食男子と言われる私には意味不明だったが、先端常濡さんに言わせれば、上の33項目こそが「恋愛あるある」なのだそうだ。どうだろう?

個人的には、「恋愛とアレ系のサービスの店を混同しているのでは?」という気がしないでもなかったのだが……恋愛経験が豊富な読者の方は、同意する項目があっただろうか?

ちなみに、「何で33なのですか?」と聞くと、「一見楽しそうに見えるかもしれないけれど、恋愛は基本的に散々(33)な目に遭うものだからさ」と答えてくれた。どうやら、そういうものらしい……。

協力:先端常濡
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.