時に、大人顔負けの才能を発揮する「神童」と呼ばれる子供達がネットを賑わすことがあるが、12歳のタトゥーアーティストが登場して話題になっているので紹介したい。

すでに、彫師として活躍する少年の才能にネット民が驚愕しているのだが、彼の作品を見たら、それも納得してしまうのではないだろうか。

・12歳のタトゥーアーティストが登場!

米ニュースサイト『boredpanda』によると、ネットで話題をさらっている12歳のタトゥーアーティストは、南米パナマに住むエズラ・ドーモン君だ。12歳といえば小学6年生か中学1年生だが、タトゥーに縁がなさそうな子供が、なぜ彫師への道を歩むことになったかを説明しよう。

それは、ドーモン一家がハワイ旅行へ行った時のこと。母親と一緒にホノルルのスタジオを訪れたエズラ君は、母親がタトゥーを入れるところを見て以来、すっかりその魅力の虜(とりこ)になってしまったのである!

・彫師に弟子入りして猛特訓!!


そして、タトゥーに興味津々な少年を見て、スタジオのオーナーであるアリ・ガルシアさんが、少しエズラ君にタトゥーを彫らせてあげたところ、すっかり夢中になってしまったのだという。

そこでエズラ君は、アリさんに弟子入りすることを決意し、それからというもの、オレンジやグレープフルーツを使ってタトゥーを彫る猛特訓を開始! また、アリさんにタトゥーのデザイン画の描き方を教わり、どんどん腕を上げていっているのだとか。

・すでにタトゥーを彫って彫師として活躍中!


エズラ君の Instagram に、いくつか彼の作品が投稿されているのだが、12歳の少年がデザインを考案したとは思えないほどの出来栄え!

こうして、自分の腕前に自信をつけたエズラ君は、彼の数学教師を含めた約20人に、実際にタトゥーを彫ったというから驚きである。ネット民からは、「子供にタトゥーマシンを扱わせるのは危険では!?」といった声も挙がっているが、ほとんどの人が少年の才能に感銘を受けているようだ。

エズラ君の場合は興味の対象がタトゥーなので、ネット民のなかには少し微妙な反応を見せる人もいる。だが、子供が興味を持って才能の片りんを見せているのであれば、どんどんトライさせて、能力を伸ばしてあげるのも親の役目だと言えるかもしれない。

参照元:Instagram @ezthesharkboredpanda(英語)
執筆:Nekolas