本日8月8日は「デブの日」らしい。Webサイト「今日は何の日」によれば、大日本肥満者連盟(大ピ連)が、「8の字のふくよかなイメージと肥満体型こそ水着がよく似合うということ」から1972年に制定したそうだ。

そこで今回は、そんな肥満体型の人間、特に「本気を出したらいつでも痩せられる」と思っている肥満の人が言いがちなセリフを集めたので紹介しよう。もし身に覚えがあったら……あなたは確実に肥満ロードを爆走しているぞ。

・色々気になるが……

そもそも、「大日本肥満者連盟」という組織が気になって仕方がないのは置いておこう。さらに! その略称が「大ピ連」という、とんでもなくハードな下痢に悩まされる集団のような響きであることも置いておこう。

さらにさらに! Weblioによると、その大ピ連の会長があの小林亜星さんらしいということも置いておいて、本題に行こう。以下が、「本気を出したらいつでも痩せられる」と思っているデブが言いがちなセリフ5選である!!

1. 「俺なんて、アメリカ行ったらスリムって言われる」

アメリカのデブはヤバイ。私がアメリカに行ったときも、デブ率といい、デブの具合といい、ハンパではなかった。だがしかし! アメリカで、アメリカ人の肥満が問題視されていることを忘れてはならない。「アメリカ人の肥満具合はアカン! 何とかせな!!」と、アメリカ自身(先のオバマ政権)が認めて、色々やっていたのだ。

それなのに、「アメリカに行ったらスリムって言われる」だなんて……。ハードルを下げることで解決していると言われても仕方がないだろう。

2. 「クリーンナップを打てそうなタイプ」と言ってくれ

クリーンナップを任されている全ての野球選手に対して、失礼極まりない発言である。確かに、野球選手の中には小太りな体型の人もいる。だが言うまでもなく、クリーンナップを打っている野球選手は、一般人から見ればハンパないパワーを持っているわけで、単なるデブがそういうパワーを持っているわけではない。

そもそも、そういうことを言っているデブに限って、運動神経が皆無だったりするものだ。

3. 「デブではない。デブに向かって進んでいる途中なのだ」

あなたは「打ったボールが飛んでいる途中」だと思っているようだが、その軌道は明らかにホームラン! デブという名のスタンドに向かって一直線に進んでいるぞ。おめでとう! デブの世界へようこそ!!

4. 「健康のため!」とうるさく言う奴は心が不健康

「健康! 健康!」と意識しまくるのは、メンタル面で不健康かもしれない。「健康かどうかなんて気にせずに、やりたいように生きるのがメンタル的には最高の健康法なのだ」という意見は一理あるように思う。

ただ1つ言えるのは、「デブな体型のお前は、間違いなく不健康だ」ということである。

5. 「私のお腹が出ているのではない。私のお腹が前進しているのだ」

ソフトバンクの孫正義社長が、かつてネットユーザーから薄毛のことをいじられた際に「額が後退しているのではない。私が前進しているのだ」的なことを言ったのは有名な話。その孫社長のセリフを元にした言い訳である。

パッと聞いた感じカッコイイことを言っているように思わせて、実際は太っているだけというのがミソ。

——以上である。

いかがだろうか? 

「本気を出したらいつでも痩せられる」と思っているデブの諸君は、身に覚えがあっただろうか? ちなみに……今、私は自分で記事を読んで愕然としている。なぜなら、上の5つは全て私が日頃から口にしているセリフだったからだ。書きながら、「どこかで聞いたことがあるな」と思ったら……。

つまるところ、「本気を出したらいつでも痩せられる」と思っているデブとは、私のことだったのである。だが、まあいい。まあいいことはないが、そもそも私は完全なるデブではない。よくよく見れば、「ぽっちゃりとか小デブの範囲内」だと思う。

あ、デブが言いそうなセリフ、もう1つ見つけたわ。

参照元:今日は何の日、Weblio「大日本肥満者連盟」
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.