人は誰でも、自分自身のことをわかっているようで、意外とわかっていない。性格分析や占いなどで自分を再発見して納得ということもよくあるだろう。そんな自己分析好きにぜひとも試して欲しい。入力した文章をもとに性格分析するツール「Personality Insights」を。

このツールでは、IBMが開発した質疑応答・意思決定支援システム「IBM Watson」によって性格分析が行われる。そして、Twitterと連携することが可能なのだ。これまでの投稿内容から、その性格特性を割り出してくれるぞ!

・Twitterアカウントで分析

「Personality Insights」で性格分析を行うには、テキストを入力するか、もしくはTwitterのアカウントを使用する。

まずは、サイト(Personality Insights)にアクセスし、サイト中央の「あなたのTwitterによる分析」をタップする。「私のTwitterによる性格推定」が表示されるのでさらにタップ。

Twitterのアプリ連携を要求されるので、Twitterにログインすると、分析が開始される。数秒程度待つと、結果が表示されることになる。

・分析の結果

私(佐藤)の分析結果は次のようになった。

「結果 自信のあるタイプ。表現に富むタイプであり、また分析好きなタイプです。
現状に満足しているタイプです:概してあなた自身に満足しています。圧力を受けても冷静なタイプです:冷静で、予期しない出来事にも効果的に対処します。また、自分本位なタイプです:人のために時間を費やすよりも、自立的に自分のことを自分で行う傾向にあります」(Personality Insightsより)

なるほど、「自信のあるタイプ」であることは認める。冷静かどうかというと、ちょっと違うような気もするけど……。このほかにもビッグファイブと呼ばれる「外向性・誠実性・知的好奇心・協調性・感情起伏」と、「価値」と「欲求」についても分析される。

・欲求と価値

私の場合、外向性と知的好奇心が高く、協調性・感情起伏が低い。外向性が高いのは認めるが、感情の起伏は激しいと思うけど……。価値については「快楽主義」と「変化許容性」が上位。とはいえ、50パーセントを切っている。

問題は欲求だ。欲求の値がもっとも高かったのは「興奮」

そして欲求がもっとも低かったのは「調和」

つまり興奮を頼りに生きていて、調和には無関心ということなのか? ひたすらテンションだけで生き、誰とも協力し合うことができない、身勝手野郎ということなのでは?

・編集長GO羽鳥の場合

ちなみに当編集部のGO羽鳥にも分析してもらったところ、彼は安定性を求める、快楽主義者だった。

これまでの自分の投稿から、自分を分析してみたいという人は試してみるといいだろう。意外な自分の一面を垣間見えるかも?

参照元:Personality Insights
執筆:佐藤英典
Screenshot:iOS

▼GO羽鳥の結果。「スケジュールを埋めることを好む」という点は、客観的に見て当たっている

▼為末大さんのビッグファイブ。「知的好奇心」が99パーセント