みなさん夏休みの予定はお決まりだろうか? 帰省する人・家で過ごす人・休めない人……などなど、それぞれのスケジュールがあるかと思うが、もし海外旅行でタイへ出かける人、しかもバンコクに訪れる人がいたら、ぜひ今回ご紹介する『ソーントーンポーチャナー』を覚えていただきたい。

なぜなら、過去に3度バンコクを訪れた記者が断トツでウマいと感じた料理は当然として、明朗会計な上に日本語メニューも完備、さらには観光客でもアクセスが容易な、死角なしの超優良店だからである。

・個人的No.1タイレストラン

『ソーントーンポーチャナー』は、BTSプロンポン駅から徒歩20分ほどのところにあるシーフードレストランだ。歩くとそれなりに時間がかかるので、タクシーまたはバイクタクシーを利用するといいだろう。なお「ポーチャナー」はタイ語で “レストラン” もしくは “食堂” という意味だから、訳すと「ソーントーン食堂」といったところだ。

それはさておき、記者が初めてソーントーンポーチャナーに訪れたのは5年ほど前のこと。バンコクには旅行で3回しか行ったことがないのでエラそうなことは言えないが、それでもタイで訪れた飲食店の中で、断トツ1位のウマさであることは間違いない。

これはタイ人のガイドさんに聞いた話だが、屋台の海産物は冷蔵庫などがないため、タイ人でも運が悪ければ食あたりを起こすという。その点、ソーントーンポーチャナーはレストランである上、水槽で泳いでいる海産物を使用しているから余計な心配は無用だ。

・名物は巨大なシャコ

メニューとしては、トムヤムクンやプーパッポンカリーなどを始め、シーフード系のタイ料理は一通り取り揃えられている。中でもこちらの名物は巨大なシャコで、日本では見かけないモンスター級の巨大シャコがいただけるレアなお店なのだ。


さらに言えば、日本語のメニューがあるのでタイ語が出来なくても注文は可能である(店員さんが日本語OKなわけではない)。予算は人数にもよるが1人当たり3000円~5000円とタイにしては高めだが、それを十二分に上回る満足感を得られることだろう。


・オースワンも絶品

シャコの揚げ物を含め、どの料理も絶品だが、個人的に1番のオススメが「オースワン」だ。簡単にいえば「牡蠣の玉子とじ」で、もうこれがビビるほどウマい! 大袈裟ではなく夢に出るほどウマいから、牡蠣が苦手でなければぜひ召し上がっていただきたい。

とにもかくにも、バンコクのレストランでは『ソーントーンポーチャナー』が断トツでオススメだ。ガイドブックには載っていないことも多いお店だが、観光客にとっては利用しやすいお店である。きっと、一生の思い出に残るくらいのタイ料理と巡り合えることだろう。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 ソーントーンポーチャナー
住所 2829-31 Rama 4 Rd.Bangkok,Thailand
時間 16:00~26:00
休日 無休
備考 BTSプロンポン駅から、スクンビットsoi24通りを南下。ラマ4世通りを左折し約30メートルのところ。プロンポン駅周辺のバイクタクシーなら「ソーントンポーチャナー」と伝えればほぼわかる。

参考リンク:ソーントーンポーチャナー
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼名物の巨大シャコ。ニンニク風のから揚げ。

▼身が驚くほど甘い。

▼トムヤムクンも激ウマ。袋茸がたっぷり入っている。

▼プーパッポンカリーもウマい。というか、ハズレに当たったことがない。

▼特にオススメはオースワンだ。夢に出るほどウマい。

▼バンコクに行ったら絶対に行ってみてくれよな!