rano2

「目は心の窓」だとか「目は口ほどに物を言う」とよく言われるが、それだけ人の目を見れば、相手の気持ちを察することが出来るということではないだろうか。

まさに、そんな ‟視線” に関する調査をある大学研究チームが行ったところ……興味深い結果になったようなので紹介したい。何でも、異性の相手が自分を「恋愛対象」として見ているのか「友達候補」なのかで、視線の向かう先が変わってくるのだとか。

・被験者が「異性を見る視線」を追う実験の結果は……

米マサチューセッツ州ウェルズリー大学のアンジェラ・バーンズ心理学教授率いる研究チームが、同大学に通う男女105人を対象に異性の写真を見せ、彼らの視線を追って被写体を恋愛対象と見なしているのかどうか実験を行った。

その結果、同校のウェブサイトによると、男女共に「被写体が恋愛対象になり得る」と判断した場合は、顔と胸部を眺める時間が長くなることが分かったとのこと。そして、「被写体を友達候補」だと感じた際には、足元を見る傾向が強いとの結果に。

・男性の視線はアソコに集中!?

しかし、恋愛対象であろうがなかろうが、全般的に男性は写真を見せられた時に、視線が被写体の胸部と腰回り・脚と顔に集中することが多く、女性は顔・胸部に視線が行くことが多いことも判明。

「男って……」と思ってしまうような結果となったが、やはり、相手を恋愛対象であるかどうかを見極める場合、容姿が大きな決め手となるようだ。

・シングル女性は異性を眺める時間が長い!

そして、恋人がいない女性は恋愛中の女性よりも、恋愛対象と判断した被写体を眺める時間が長くなったとのこと。また、被写体の男性の脚、臀部、腰回り、もしくは胸部を見つめる場合は、恋愛対象としても友達としても興味があり、視線が頭部に集中している時は友達候補と見なしていることも分かったそうだ。

気になる異性がいる人は、相手が自分を見るときの視線に気を配れば、自分に興味があるかどうかが分かるかもしれない!?

参照元:Wellesley College(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.