CDやMDに代わって当たり前に使われるようになった、携帯型デジタルミュージックプレーヤー。小型軽量でありながら、多くの曲が入ってしまう優れものだ。そんなミュージックプレーヤーの中でも、かつて一世を風靡したのがApple社の「iPod」である。

2017年7月28日、なんとそのiPodのラインナップの中でも小型の2機種「iPod shuffle」と「iPod nano」が販売終了したという。安価で使い勝手の良い機種だったこともあり、ネット上では販売終了を惜しむ声が多数挙がっているもようだ。

・残るのは「iPod Touch」のみ

2017年7月27日(日本時間では28日)、海外メディアのMacRumors がAppleのWebサイトから、iPod shuffleとiPod nanoのページが消失していることを報告。そして、同じく海外メディアのBusiness Insider によると、アップルは2機種の販売終了を認めたそうだ。

つまり、iPodとして残るのは「iPod Touch」のみとなる

・販売終了の理由とは?

販売終了の理由は、iPhoneやApple Watchがミュージックプレーヤとして十分な機能を果たしていることや、ストリーミングサービス「AppleMusic」の普及などがあると思われるが、いずれにせよ小型軽量で安価な2機種が無くなってしまうのは、なんとも残念である。

冒頭でもお伝えした通り、ネットの声を探ってみると販売終了を惜しむ声が多数挙がっていた。

・ネットの声

「iPod nano10年使ってるけどまだ動くよ〜」
「買い直そうとしてたのに…」
「さらに大事にしなきゃなぁ」
「重宝してるのに…」
「なんかさみしいね」
「中学生で買ったときからずっとnanoシリーズだったのに」
「なんでnanoを残さないんだろう?」
「かなり衝撃的」
「iPod shuffle今でもめちゃくちゃ使うんだが」
「これからどーすれば良いんだ!?」
「ちょうどいいサイズ感なのにiPod nano販売終了なのつらい」
「嘘でしょ」
「困るんですけど」

なお2017年28日現在、家電量販店などでは、在庫状況によってまだ販売している店舗もあるようだ。どうしてもiPod shuffleやiPod nanoが良いという方は、今ならまだ間に合うかもしれない。

参考リンク:Apple「Music」MacRumorsBusiness Insider(英語)
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.

▼AppleのWebサイトに残るのは「iPod Touch」のみだ