本日7月25日は土用丑の日! 夏の丑の日と言えば「うなぎ」である。ちなみに、2017年夏の「土用丑の日」は2回、あと1日は8月6日だ。この日にうなぎを食べる習慣の由来については諸説あるが、有名なのは平賀源内が発案したという説。

夏に売れないうなぎを売るために「土用丑の日」と結びつけたところ、定着したというのが通説だ。今も噂が残ってるなんてバズりすぎである。平賀源内には時代の先が見えていたとしか思えない。そう、まるで未来から来たかのように

・150年以上バズってる

平賀源内がバズった江戸時代から約150年が経った今、ニホンウナギは絶滅危惧種となっている。そのため、この時期になると、丑の日にうなぎを食べる習慣や、平賀源内への批判の声などが盛り上がりを見せるが、現在ネットで話題となっているのは以下のようなツイート。

「時は西暦2205年
ウナギが絶滅した時代

時の権力者は、1740年の江戸に主人公を送り込む
その目的は、土曜(※土用)丑の日はウナギのコピーを広めた平賀源内の抹殺

しかし主人公は、戦いの中で知る。
平賀源内もまた未来人であり、彼の未来ではウナギによって人類が滅亡の危機に瀕していたことを」

──まさか、丑の日の習慣が世界の命運を握っていたなんて! 平賀源内がいた未来を「α世界線」とするなら、この世界は、源内が過去を改変したもう1つの未来……つまり「β世界線」ということになる。これがシュタインズ・ゲートの選択!! 他にも下記のような説が続々と浮上している。

・タイムリーパー源内

「ウナギを絶滅から守るために平賀源内の暗殺指令を受けた現代人。タイムスリップするが、そこに源内はおらず、現代の知識を披露して暮らすうちに、自らが『平賀源内』となってしまう」
「現代に転生した美少女の平賀源内が、近大に入学してウナギ味のナマズを開発したところ、未来からタイムリープしてきた美少女の杉田玄白(旧友)に『お前のせいでナマズが絶滅してもうたやろ!』とメスで斬りかかられる」
「現代にタイムリープした平賀源内が、色々と社会情勢を好奇心旺盛に調べているうちに、自分が引き金になったウナギ絶滅危機に責任を感じて、なんとか発明によって救おうとする」
「平賀源内が未来人だと仮定すると、『未来から遡ってきて不便だから電気の発明をしよう』と考えたのにも納得がいく」
「平賀源内の晩年ってハッキリしてないみたいだし、修正は既に始まっているのかもしれない」
「絶滅に瀕した鰻が過去にターミネーターを送り平賀源内の抹殺を計画、源内はカラクリで応戦」
「聖杯から現代の知識を手に入れた結果、うなぎが自分の軽はずみな行為で滅ぶことを理解してしまい、その結果完全に発狂し人理焼却を行わんとするグランドバーサーカー・平賀源内」

──タイムリープしまくり! 天才的な発明家だったと言われる平賀源内。未来人かつ美少女JKとしてアニメに登場するのも時間の問題であるように思われる。平賀源内とうなぎとの闘いは始まったばかりだ。

参照元:Yahoo! リアルタイム検索、Twitter @kt60_60wikipedia
執筆:中澤星児
Photo:Wikimedia Commons.