近年脈々と続いていた “漫画の実写化の流れ” が、ついに来るとこまで来たようだ。「銀魂」「聖闘士星矢」「ジョジョの奇妙な冒険」と来て、今度はなんとあの大人気漫画『ワンピース』が実写ドラマ化するという。

スポニチによれば、ワンピースは人気ドラマ「プリズン・ブレイク」を手がけたトゥモロースタジオの制作で海外ドラマ化されるらしいのだ。海外で……実写ドラマ化だと? 予想外の発表に、ネット上は当然のように戸惑いの声であふれている。

・製作費も最高レベル?

週刊少年ジャンプ連載20周年記念イベントで発表されたワンピースの実写ドラマ化。製作を手掛けるトゥモロースタジオは、

「ワンピースを絶対に成功させる意気込みです。本作品はテレビシリーズ史上、最も制作費が高い作品になると思います」

……と気合い十分に語っているという。

ワンピースは2017年7月現在も連載中で、コミックは85巻まで刊行されている壮大なストーリーである。確かに2時間ほどの時間制限がある映画よりは、場合によってはシーズンを積み重ねられるテレビドラマの方が向いているのかもしれない。

だがしかし、シンプルに “漫画の実写化” を考えた場合、これまでの実績を見る限り失敗した作品の方が圧倒的に多いことも事実である。ファンからある程度の拒絶反応が起こることも致し方ないことと言えるだろう。

・ネットの声

「これはアカン」
「嫌な予感しかしない」
「もういい加減、漫画の実写化やめようよ」
「関係者は何も学んでいないんだな」
「ドラゴンボールの二の舞になりませんように」
「ルフィが英語しゃべってるってだけで違和感アリアリ」
「実写化の是非はともかく、ラスボス感はすごいな」
「日本でやるよりは遥かに期待できる」
「怖いけど信じる! 麦わらの一味なら仲間を信じると思うから!!」

とにもかくにも、ワンピースの実写テレビドラマ化プロジェクトは動き始めた。海外のコミック、例えば「デアデビル」や「アイアンフィスト」の実写ドラマ化は評価は高いから、大ヒットドラマになる可能性はゼロではない。今後の行方が気になるところだ。

参照元:スポニチアネックス
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼なにはともあれ、連載20周年おめでとうございます。