ファンタジーは、男の子も女の子も一度は憧れる世界。中でも、多感な時期に見たファンタジー作品は、ずっと心に残っているものだ。

今年35歳の私(中澤)は、「剣と魔法のファンタジー」と言えば『スレイヤーズ』。そんなアラサーが最近の『ファンタジー』に感じる違和感を描いたマンガが話題となっている。当時のファンタジーにあって今のファンタジーにないものとは一体!?

・最近のファンタジーが失くしたもの

このマンガを投稿したのはTwitterユーザー「瀬尾セカ(@621seka)」さん。マンガは1人のアラサーオタクが「ねえ聞いて……」と仲間に語りかけるところから始まる。

最近の子は「ファンタジー描いて」と言われた時、アラサーのファンタジーには必須だったアレを描かないのだという。マ、マジかよ! アレなしでどうやって魔力増幅するんだよ!? そんな最近のファンタジーが失くしてしまったアレとは……

オーブ。『スレイヤーズ』はもちろん、『レイアース』でも、俺たちのファンタジーはいつだってオーブと共にあった。だが、言われてみたら確かにここ最近あからさまなオーブを装着した魔導士を見ていない気がする

・ホンマや

さらに、ロング丈のマントのキャラもほぼいないことを指摘。ホンマや……マントと言えば引きずるレベルの超ロング丈が当たり前だったが、最近あんなゴッツいマントしてるヤツなんて見ない。これがジェネレーションギャップか……。ネットの声は以下の通り。

・ネットの声

「心底共感しました」
「オーブが無いことやマントが短くなったのはショックです」
「オーバーロードのアインズ様のローブは足までマントに肩オーブだった気が」
「足首までマント、大量の宝珠ですね」
「そういえば最近クソでかいイヤリングも見てない」
「そういや私もオーブやらマントやら描かなくなってた……」
「日本の景気が悪化した結果ファンタジー界もオーブが値上がりし、身に付ける人物が激減した」
「確かに今時のキャラはオーブとか身につけてるキャラを見ないな」
「くそわろ。あれオーブって言うんだ」
「確かにラインハルトのマントは圧巻だった」

──「確かに」と共感する声が多い。アラサーにとっての魔導士の特徴だったゴッツいマントと体中に埋め込まれたオーブ。しかし、ファンタジーの世界も世につれ進化しているということなのかもしれない。

参照元:Twitter @621seka
漫画:瀬尾セカ,used with permission.
執筆:中澤星児

▼ファンタジーの世界も世につれ変化しているようだ