子どもを持つ学生に対して、ある教授が送った言葉が素晴らしいと海外のネット上で絶賛されている。テネシー大学の学生であるモーガン・キングさんは、生後3カ月の娘のコービンちゃんを育てるシングルマザーで、働きながら大学に通っていた。

米国メディアUSA TODAYによると、彼女は2016年に母親を乳がんで亡くし、父親などの周りの人の助けを借りながら、なんとか大学に通っていたらしいのだが、ある日コービンちゃんの面倒を見てくれる人がどうしても見つからず、大学の授業を欠席しなければならなかった。

・優しさ溢れる教授からの提案

キングさんは、出席できなかった授業の担当であるサリー・ハンター教授に、欠席理由をメールで説明。すると、以下のような返事が返ってきた。

「今度コービンちゃんの面倒を見てくれる人が見つからないときは、クラスにぜひ連れてきて。講義をしている間、喜んでコービンちゃんを抱っこさせてもらうわ。そしたら、あなたも授業に集中できて、ノートもとれるでしょうし。

私は子どもと家族について研究する学部で働いています。それなのに、クラスに子どもを連れてくるのを嫌がったら、最低じゃない? この提案は冗談でも何でもないわ。ぜひコービンちゃんを連れてきてね!」

・ネット上で大反響を呼ぶ

優しさ溢れるハンター教授の提案に、キングさんは感謝し、そして泣いたと自身のTwitterアカウントで語っている。彼女が通っているテネシー大学の学長も、この提案を知って心を震わせたようで、以下のようなツイートを投稿した。

「モーガンさん、学生たちが直面している問題について教えてくれてありがとう。そしてハンター教授、モーガンさんの力になってくれてありがとう」

ハンター教授の思いやりは学長だけでなく、多くの人に大きな笑顔を届けており、「こういう人を見てると、とっても幸せな気持ちになる」「ハンター教授は本当に尊敬に値するわ」といったコメントが多数寄せられている。

ハンター教授が示したような優しさを、みんなが持てば、世界はもっと素敵なところになるはず。いかなるときも人への思いやりを、大切にしたいものである。

参照元:Twitter @morgantking@ChancellorDavUSA TODAY (英語)
執筆:田代大一朗

▼キングさんのツイート「子どもの世話を見てくれる人が見つからず、昨日授業に出席できなかったことを教授に伝えたら、こんな返事が返ってきた。本当に泣いてます。私は本当に恵まれていて、感謝してます」