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移民が多い多民族国家の国に比べると、日本は ‟人種のるつぼ” とはほど遠い状態だと言えるだろう。そんな日本に、「外国人として住むって、どんな感じなの!?」という質問が海外掲示板サイトQuoraで投げかけられ、様々な答えが集まった。そこで、筆者が聞いた話も交えながら紹介してみたいと思う。

1. 日本に来てからモテモテに!

筆者には在日外国人の友達が大勢いるのだが、特に男性は、「日本に来てからモテモテになった」とウホウホしている人が多い。

筆者から見て「10点満点中3点」くらいのルックスの男性でも、同時進行でデートしている日本人女性が2~3人はいて、LINEでトークしている女子に至っては5~6人なんていうのはザラである。‟外国人” というだけでモテてしまうのはどうかと思うが、本人にしたら嬉しくて仕方がないようだ。

2. 仕事の選択肢が少ない

筆者の外国人の友達&知人の95パーセントは、英会話教師をして生計を立てている。やはり、母国語のように日本語を流暢に話せなければ仕事の選択肢が狭くなり、結局日本で就ける仕事は英会話教師のみ……という状態になりがちになってしまうのだ。

たま~に企業の顧問弁護士やパイロット、プログラマーなどの仕事をしている外国人に出会うと、「お~! 英会話教師じゃないのね」となってしまうのは確かである。

3. 同じ質問を何度もされる

外国人が日本に住んでいると、初対面の人に会う度に「どこの国から来たの?」とか「どうして日本に来たの!?」といった、同じ質問に答えるハメになってウンザリするとも言っていた。

4. ジロジロ見られる

ひと昔前よりは在日外国人が増えたとはいえ、それでも街を歩いているとジロジロ見られることが多いのだとか。確かに、筆者が一人の時に人から見られることはないが、外国人の友達と一緒にいるとチラチラ&ジロジロ見られることが多いため、これが毎日のこととなると嫌になってしまいそうである。

5. 英語が出来る友達ばかりで日本語が上達しない

日本に住んでいると他の外国人とつい仲良くなってしまい、日本人の友達も海外在住経験があって英語が話せる人ばかり……というパターンになりがちだ。そうなると、なかなか日本語が思ったように上達しないという結果に。言われてみれば、そこそこ日本語を話せても、ビックリするぐらい日本語を流暢に話せる外国人と遭遇することは少ないように思う。

かくいう筆者も海外在住期間が長かったので、1番以外は「あるある~!」と、うなづいてしまうことばかりだった。‟日本に住む外国人だから” という訳ではなく、居住国で自分が外国人だったら、どこに住んでも似たような経験をするのではないだろうか。

参照元:Quora(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.