女性にとっては何気ない一言でも、男性からすると、とんでもなくグッとくるセリフというものがある。一体何のためにそんなことを言ったのか? それは男心を惑わす罪な爆弾だ。ちょっと古いがこの言葉しか出てこない。惚れてまうやろーーーーッ!

しかし、女性が考える「男がグッとくる一言」と、男性が考える「男がグッとくる一言」では、少々違いがあるように思うのだ。そこで今回は、私(あひるねこ)が長い人生の中で、女性から言われてグッときた数少ないセリフを6つ挙げてみたい。

・「ディズニー行かない?」

映画館、遊園地、水族館……。レジャー施設は数多くあるものの、ディズニーランドとなると少し意味合いが変わってくる。その女性にとっては普通のことなのかもしれないが、男からすると「選ばれた感」というか、否が応でもそれ以上のことを期待してしまうのだ。うむ、グッとくる。

・「〇〇がカッコイイって言ってたよ」

伝聞で褒められると、意外とその褒めてくれた人よりも、そのことを伝えてきた人の方に意識が向きがちなのは何でなのか。伝えてきた理由は定かではないが、わざわざ言ってくるということは、少なくとも自分に悪い印象は持っていないはず、と考えてしまうからだろう。男ってバカね。これも、グッとくる。

・「別に誰でもよかったわけじゃないからね」

まだ特別に親しいわけではない女性から誘われて、最後にこのセリフを持ってこられた日には、テンションが上がらない男は男にあらず。少し申し訳なさそうな感じで、控えめに言ってくれるとよりグッとくる。「他ではなくあなた感」が伝わるのは嬉しいのだ。繰り返す。グッとくる。

・「誕生日教えて?」

男からすると他人の誕生日というのは、彼女でもない限りそこまで興味があるものではない。にもかかわらず、付き合ってもいないのに誕生日を聞いてくる女性に聞きたい。その情報、本当に必要ですか? 誕生日知ってどうするの? 祝ってくれたりするの? 何なの? 悔しいけどグッとくる。

・「いつ遊ぶの? 早くしてよ」

よくある「今度飲みましょう」「機会があったら行きましょう」などの社交辞令にはピクリともこないが、催促するようなワガママ攻撃となると話は別だ。求められている感じが非常によろしい。いいぞ、もっとやれ。年下の場合だと、さらにその威力はアップ。やはりグッとくる。

・「私は〇〇の顔けっこう好きだけど」

完全にグッとくる。「他の人がどうかはわからないけど、自分はそう思っている」ということを、“どちらかと言えば” 的な体で伝えてくるとは。このセリフの前では、世の男性などエサに食いつく魚と同じ。パクっとくわえて、気付いた時にはまな板の上だ。恐ろしや、あな恐ろしや。でもグッとくる。

・男は単純

ネットで「男性 グッとくる セリフ」などと検索すると、「男を落とす一言」みたいな記事がわんさか出てくる。ただ男からすると、そういう記事はどうもリアルではない。女性が書いている場合も多く、正直それでは話にならないだろう。

この6選は、あくまで私の経験から選んだ超個人的なものだが、ぶっちゃけ男性なら誰でもグッとくるセリフではないかと思う。男とは女性が思っている数千倍は単純で、ちょっと突っつけば数秒で陥落するような単純な生き物ですよ、ということを強く訴えたい次第である。

執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.