1000円でべろべろに酔っぱらえるお店のことを、「センベロ」という。安くてウマい良心的なお店を指す褒め言葉と言っていいだろう。しかし、ほとんどのお店が1000円という予算をオーバーしてしまいがちだ。オーダーの仕方の問題もあるだろうけど、実はそれほど格安なお店ではなかったりする。

そういうお店は東京・東新宿の「山根商店」を見習ってほしい。夕方3時間しか営業していないこの店は、焼鳥1本110円! 焼鳥5本にビール1杯(450円)でちょうど1000円。テーブルチャージなんかナシ! しかも味がイイから大満足だッ!!

・夕方3時間のみ

ここは17~20時のたった3時間しか営業していない。元は精肉店で、夜の3時間だけ立ち飲み屋として営業を行っているのだ。

店前にはすだれがかかっていて、中の様子が見えにくいのだが、すだれの向こうにカウンター席があり、そのさらに向こう側に店内の入り口がある。店内とはいっても、テーブル席が多少あるだけで、「店」というよりもたまり場のような状況。お店の人は若干不愛想なので、ちょっと入りづらいお店ではある……。

・1本110円!!

メニューを見ると、その値段に驚く。焼鳥1本110円!? 鳥皮でもレバーでもハツでも全部110円。専門店なのに、コンビニの焼鳥と同レベルの価格。モノによってはこっちの方が安いぞ! なんて良心的なんだ。センベロの鑑だ。

ちなみに牛モツ煮込みは370円、「御玉1杯」とあるけど、盛り付けるところを見ていたら、軽く2杯くらいは器に入れていた。

さて、実際に焼鳥(もも肉)2本をタレで注文してみると……。

・酒好き納得の味!

うう~んッ! ウマそうじゃないの~!! いや、これはウマい、絶対にウマいヤツや。一口かじり付くと、肉がプリップリで歯ごたえ抜群! 生きてるぞ、この肉は生きている肉だ。冷凍の死んだ肉ではない。さすが元精肉店、鮮度が高い。しかも甘辛いタレがよく浸みている。

限られた営業時間なのに、酒飲みが集まるのも納得!

・味がイイから全部イイ

続けざまに鳥皮を2本注文。これもまた見た目にやられるッ! 猛烈にウマそう、いやウマいに違いないッ! 興奮を抑えきれずにかじりつくと、プルンとした肉の食感に思わず笑いが出る。ひと噛みするごとに、肉の旨味とタレの味がジュワジュワっと口のなかに広がるじゃないか。

多少店構えが大ざっぱでも、店の人の愛想が悪くても、全然気にならない。コレが食えるなら文句はないッ!

さらにシロとレバーを1本ずつ頼んで、至福の焼鳥タイム終了。早い時間だったので、ウーロン茶(260円)で我慢した。これら全部で920円! もしも2000円使ったらどんなぜい沢ができるのだろうか? 仮に2000円だったとしても、極ウマ焼鳥を堪能できたら、安いものだ!

飲みじゃなくても、おやつ代わりにここの焼鳥を食いたい! 仕事中にこっそりと抜け出して、通ってしまいそうだ。

・今回訪問した店舗の情報

店名 山根商店
住所 東京都新宿区新宿6-27-11
営業時間 17:00~20:00
定休日 日・祝日

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

近所でむちゃくちゃうまい焼き鳥屋を見つけてしまった

A post shared by Hidenori Satou (@hidenori_satou) on