サッカーの基本中の基本であるリフティング。しかしながら、基本とはいえ極めれば極めるほど奥は深く、近年は延長線のフリースタイル人気も上昇。さまざまなトリック技が開発されてはレベルを押し上げ続けている。

そしてその技の中のひとつに「マラドーナ7」というあのディエゴ・マラドーナの名前が入ったものまであるのだが、この度ギネスが認める記録が誕生! なんと13歳の少年が世界記録を樹立したという。一体、どんな技で記録達成なのか、詳細は次の通りである!

・マラドーナ7の方法

まず「マラドーナ7のやり方」はこうだ。足先にはじまり、太もも、肩、頭とリフティングし、頭以外は左右で一度ずつボールタッチをする。当然のことながらボールを地面に落としてはいけない。

聞いただけだと簡単と思うかもだが、ギネス記録に挑戦となるとこれがなかなか難しそう。というのも、挑戦の一部始終が収録されている動画「Aspiring teenage footballer breaks Maradona 7 world record – Guinness World Records」を確認してみたところ……

・圧倒的なスピード

わずかなミスさえも許されない上、ギネス記録に認められるには10回連続ノーミスでないといけないからだ。しかも、タイムも競われるからスピードも重要。その難易度はさらに上がる。

しかし、トミー・ボイドくんは何のその。ボールタッチの正確さはもちろん、圧倒的なスピードでリフティングをこなしていく。ボールが全身を駆け上がっていくようなリフティングで叩き出したタイムは29.78秒。1回あたり3秒もかかっていないからとても13歳とは思えない光景だ。

・将来の夢はプロ

ちなみにギネス記録に名を刻んだトミー・ボイドくんは、プロのサッカー選手になるのが夢。若くして類稀なるボールコントロールを兼ね備えているため、もしかしたらマラドーナのように活躍する日がくるかもしれない。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし