特定分野において驚異的な能力を発揮する神童がいるが、クラシック音楽界に期待の新星が誕生したようである。

なんでも、11歳の少年が75人編成のオーケストラで指揮を執ることとなり、「世界最年少の指揮者」として大きな注目を浴びているというのだ! 天才少年は、バイオリンの才能も飛び抜けているらしいぞ!!

・様々な楽器を弾きこなす11歳の天才少年が現る!

英ノッティンガムに住む11歳のマシュー・スミス君は、7歳の時に初めてバイオリンを手にし、たった6週間練習しただけでベートーヴェンの『歓喜の歌』を全校生徒の前で演奏し、見事に弾きこなしてしまったのだとか。

それ以来、クラシック音楽をたしなんできた少年のバイオリンの技術はグレード5で、その他にもギターとピアノ、ヴィオラも弾けるというから驚きだ。ちなみにグレードは1~8まであり、最上格が8である。

・シュトラウスの『こうもり』で指揮を執りたい!

そんな、天才少年マシュー君が7歳の時に、他のキッズがヨハン・シュトラウスのオペレッタ『こうもり』に合わせて指揮を執る動画を見て、ぜひ自分も挑戦したいと思ったのだという。

そこで、少年のバイオリン教師であり、ノッティンガム・シンフォニー・オーケストラの指揮者でもあるデレク・ウィリアムさんに、指揮の執り方を学びたいと申し出たところ、デレクさんが指導を快諾! こうしてマシュー君は、指揮の猛特訓を開始することとなったのである。

・75人編成のオーケストラを率いて指揮を執ることに!!

暇さえあれば、自宅で楽曲に合わせて指揮の練習をしていたマシュー君は、いよいよ75人編成のオーケストラを率いて、シュトラウスの『こうもり』で指揮者デビューすることに! 「一丸となった素晴らしい音色を生み出すために、全ての楽器をまとめるのが嬉しくて仕方がありません」と語り、指揮を執ることを思いっ切り楽しんでいるようだ。

クラシック音楽界の神童であることは間違いないマシュー君は、「世界最年少の指揮者」とも呼ばれている。これから彼が、どのような成長を遂げるのか楽しみだ。

参照元:Facebook @Sky NewsNottinggham Post(英語)
執筆:Nekolas

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